ときタマ日記 2018年07月13日(金)


赤城自然園


 猛暑にはまいる。朝早く目が覚めても身体が覚醒するのは昼頃だろうか。朝食後にまた眠くなり耐えられず昼寝(朝寝?)何てことも何度かある。やはり歳には勝てない。そんな気分に負けている訳にも行かず、手軽な赤城自然園に散歩に行く。 


駐車場前のヤマユリ


 駐車場前のヤマユリは毎年園内のヤマユリより先に咲く。園内のヤマユリは今にも咲きそうに膨らんでいるが、咲いていたのはトンボ池の土手の一輪だけだった。


 
駐車場前のヤマユリ 


   


 ビジョヤナギだったりビジョウヤナギだっりビョウヤナギだったりビヨウヤナギだったり、どれが本当の名前なんだろうね。  
    ビヨウヤナギ?



   アジサイも真っ盛りでいろいろな花がたくさん咲いているが、葉っぱが大きいせいか陽当たりのいい場所の花は葉がぐったりしたように見える。このガクアジサイは日陰のせいかしゃっきっとしていた。
ガクアジサイ  



 
アザミ キキョウ
  ソバナ


 ヤナギランはほとんどが種になってしまっていて、僅かな風に綿毛が空一面に舞いあがっている。凄い量だ。こんなに種を飛ばすんだね。でも例によって中には数本まだ花を咲かせているヤナギランもあった。待っててくれたんだね。


 
 
ヤナギランの種 
 
  ヤナギラン



 クリンソウのある小川の上をオニヤンマが飛んでいる。春先のオニヤンマは止らずに縄張りの水辺をパトロールしていたが、この暑さで流石のトンボもばてるのかクリンソウの茎に止ってじっとしていることが多かった。


 
オニヤンマ   ヒョウモンチョウ


 シキンカラマツも残っていてくれることを期待していたがほとんど終わっていて、咲いていてもシベが茶色に枯れている花が多かった。それでも遅咲きの花もある。


シキンカラマツ  
   



 クリンソウの水辺に近いベンチで一休みしていたら、水を飲みに来た小鳥がひょいと近くの枝に上がって来た。キビタキだね。久しぶりにきれいな野鳥の写真が撮れた。


キビタキ  



 レンゲショウマは歩いたコースに無数にあるが、その中で咲いていたのは三輪だけでまだツボミは固くこれから。開いた花にハナアブが来ていたから、こんな花でも虫を惹きつける蜜は持っているらしい。


 
レンゲショウマ  


 開いたレンゲショウマを探していたら偶然現役時代のお仲間とバッタリした。同じような趣味を持ち、今は赤城自然園の常連さんらしい。スマホに入っているきれいなカメムシの写真を見せてもらった。今度探してみよう。お互い元気で出会えてよかった。


  キョウカノコ
 マルバダケブキ  
  オカトラノオ


 昆虫館の休憩広場でランチ。トンボ池の周りにはハンゲショウが、園内ではただ一輪ヤマユリが咲いていた。 


ハンゲショウ   
  ヤマユリ
     


 トンボ池は名前のようにトンボがたくさん飛んでいる。


アヤメとオニヤンマ  
  シオカラトンボ?


 自然生態園に戻ってくると、ヨツバヒヨドリの花が開き始めているが、アサギマダラには会えなかった。


ユウスゲ?  
  セミの抜け殻



 ナナフシ橋の近くの腐った木の切り株の根元にカエルを見付けた。大きさはアマガエルとほぼ同じ。背景の腐った切株と全く同じ保護色で、クライマーよろしく手足をいっぱいに伸ばして3点確保で登っている。 転げ落ちても派手に飛んで逃げたりはしない。ガマの子供かな?


   
    カエル


 芝生広場に戻る。流石のデイジーももうない。6000歩程の散歩になったが疲れてしまいセゾンガーデンは素通りで帰る。


  芝生広場の白いアジサイ(アナベル?)
ベルガモット  




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