ときタマ日記 2012年04月09日(土)


赤城自然園


 こんなにアップが遅いとまた行ったのかと思われてしまうね。赤城自然園から開園のメールが届いた。好天の9日に二人で散歩に出かける。着いたのは10時半頃だが駐車場は満車に近い。みんなが楽しみに開園を待っていたということなのだろう。ここならたくさんの花に会えるし、ほどほどの散歩になる。今年はやはり花が早いという。


アカヤシオ



 早速入り口近くのアカヤシオの下から散策する。昨年は6日に来ているがアカヤシオはそれ程花が早いようには見えない。ちょうど見頃ではないだろうか。アカヤシオはあまり花付きが良すぎると山の花の感じが出ない。ほどほどに咲いていてほしいと贅沢にも思ったりする。。 


アカヤシオの散歩道 


 森はまだ緑が少ない。新芽が膨らんで赤っぽく見える。1〜2週間で一気に緑に芽吹くだろう。春らしい薄ぼんやりした陽射しの中をまったく我等と似たような人達がおもいおもいに散歩を楽しんでいる。


 休憩所付近
キクザキイチゲ 
 
キクザキイチゲ   アズマイチゲ


 サンカヨウとシラネアオイがもう花をつけている。 サンカヨウもシラネアオイも芽が出ると同時に花の準備が始まるようで、サンカヨウなんか葉が開く前に既に花が咲いている。あと二週間もしたらここはシラネアオイで埋め尽くされる。また見に来よう。


サンカヨウ 
 幼いシラネアオイ
 シラネアオイの花に小さなミドリグモが隠れている。このクモどうやってここにたどり着くんだろうね。枯葉の原っぱにシラネアオイが出ると同時に花にやって来て、その葉の緑が自分の緑にそっくりだと知っているようだ。  
    ミドリグモ 


 長閑な散歩道
ピンク色のスミレ 


 カタクリの花は本当に早かったらしく、咲きたての花を探したがほとんどなかった。季節はどんどん過ぎてゆく。


 
カタクリ 


 今年も咲いてたウグイスカズラ


 カタクリの森経由で昆虫館の前のベンチで昼食。ミズスマシの池をまわってチョウの原っぱへ。まだ貧弱だがオキナグサが咲き始めていた。つぼみを付けた小さな芽があちこちに出ている。


 
オキナグサ 


 公園をほぼ一回りして芝生広場へ戻ってくると、今年もベンチのまわりはデージーが一杯咲いている。こんなかわいい花に囲まれて一休みできるなんて、戦後の厳しい時代を生きて来たけれど日本に生まれてよかった。それにしても何時までそう言っていられるのだろう。 


 芝生広場のベンチ
デージー 
 デージー
芝生広場のアカヤシオ 



   シャクナゲ園のお花畑をまわって帰る。シャクナゲ園はモクレンやコブシの季節。シャクナゲは既に咲いているのもあるが、全体としてはまだまだ。
展望台からシャクナゲ園    
 
 
 シャクナゲ園出口の橋のたもとの水芭蕉   




 3ヶ所のベンチでゆっくり休憩しながら、まだ新緑が芽吹く前の花の公園をのんびり散歩。4時間6000歩。疲れた。次はシラネアオイだね。その次はヤマシャクヤクとイカリソウかな。歩いていると次の花の様子が見える。また見に行くことになりそうだね。



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