ときタマ日記 2015年10月10日(土)


赤城大沼一周


赤城大沼水仙殿付近


 そろそろ赤城大沼周辺も紅葉がよくなる頃である。大沼一周の散歩に出かける。何時も通り大同の赤城神社元宮跡近くに車を止めて歩きだす。放置に近い状況だった赤城神社元宮跡はいま手入れが進んでいて立入禁止になっている。観光資源として見直されたのかもしれない。崩れた石垣などを積み直しているから歴史を残す形で修復されることを期待。11時30分、時計回りに歩き始める。


 
さかな:ワカサギ?   御神水の前から一周コースへ


 元宮横の小さな流れの澄み切った水の中に、底の色と同じ色をしたスマートな15cmくらいの魚が群れて泳いでいる。釣りをしたことが無いので分からないが大沼と言えばワカサギだからワカサギだろうか。ワカサギも浅い川に入って来るのだろうか。放射能騒ぎで釣られることが少なかったろうから増えて大きくなっているのかもしれないね。今年は解禁だそうでワカサギ定食なんて看板も出ている。


対岸の赤城神社 
 大沼湖畔


大木の紅葉  
   


 艇庫前の桟橋で一休み。木製の桟橋は少し痛んできて新しく作り直されたものもある。少し荒れて来たかな。エナガの群れが近くにやって来たが撮りそこなった。前回来た時もコガラか何かの群れがやって来たのを思い出した。


   
少年の家、艇庫前 


 ふれあいの森付近は散歩にはよいところでいつ来ても雰囲気がいい。大木も沢山あって何時までも残ってほしいものだと思う。土曜日なので大沼を歩いている人もかなりいて、犬を散歩させている人も2組ほど出会った。


ふれあいの森付近


 流石にお花は少ないね。小鳥の声もあまり聞こえない。


 
ツリバナ   ノコンギク


 
トリカブト   紅葉


 青木旅館はワカサギ釣りの基地かな。かなりにぎわっている。ここからキャンプ場までは車と一緒に舗装道路を歩かされる。


    
青木旅館前    


 キャンプ場手前のボートの係留所。何時も打ち捨てられたもののようにボートが揺れている。子供たちが乗るのは何時だっけ。このあたりから岸辺の紅葉がかなり進んでいる。 


 
  湖尻付近


 ツリバナとツルウメモドキ


 キャンプ場周辺は駐車場が見つからないほど込み合っている。本格的なキャンピングカーも何台か駐車していたが、ほとんどはこの気持ちのよい季節に紅葉の湖畔でのんびりひと時を過ごそうという泊らない人達のようだ。簡易テントを張り、テーブルとイスとバーベキューセットで二人だけ、あるいは少人数で楽しんでいるようだった。峠で12℃だったからじっとしていればかなり寒く、みんなかなり着こんでいる。あまり広くないから場所取りは大変そうだ。


キャンプ場前


 キャンプ場でトイレ休憩。ここから先はまた整備されたハイキング道を小鳥島の赤城神社まで歩ける。紅葉もこのあたりが一番良かった。  


キャンプ場から赤城神社へ、大木の紅葉、綺麗だね。


キャンプ場から赤城神社へ


 
紅葉の大木   ツリバナ


キャンプ場から赤城神社へ


 紅葉の森を抜けて赤城神社へ。赤城神社の裏の湖畔が静かだったのでここでコンビニ昼食。コーヒーをゆっくり楽しむ。最近は面白い貸しボートがあるね。この帆船型ボート初めて見た。ちょっと風が吹いたら何処かへ吹き寄せられそうだが結構自由に二人で楽しんでいる。


   
    赤城神社から対岸の少年の家と艇庫


 赤城神社に今年初めてお参り。たくさんの人が来ている。赤い橋から湖岸の参道が通行止めで重機が入って砂を大量に敷いている。道が痛んで補修しているのかなと思ったら、流鏑馬の準備をしていたんだね。全く情報に疎い。


赤城神社前の紅葉  


 6年前にこの道を歩いた時、欲を言えば車道歩きの部分にしっかりした歩道を、と書いたら、実現してしまった。これで大同まで安心して気持ちよく歩ける。湖岸が味気なくなったという批判もあるかなあ。でもここは車道を作った時点ですでに味気なくなってしまったからね。黒檜山から駒ケ岳を歩くときもカーブを飛ばしてくる車と一緒に車道を歩くのはなんとなく嫌だったからね。我々老人組としては大歓迎だ。  
    新設された赤城神社−大同間の歩道


   14時30分、大同帰着。約4kmの道に3時間掛った。歩数は8200歩だった。
大同、貸しボート乗り場    








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