2014年04月7日(月) |
小幡の桜 |
今日(10日)は、きり絵の会の作品展の搬入と展示の日で、会場を借りる関係で午後6時からだが、もうみんな慣れたもので、1時間ほどで44点のきり絵の搬入と展示と会場の準備が終り今はほっとしている。 |
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小幡大堰の桜 |
7日はまた桜の道を散歩する。群馬は桜の散歩道だらけで選ぶ必要もないのだが、妻が世界遺産になりそうな富岡製糸場を見たことが無いと言っていたので、甘楽の城下町、小幡の桜を見に行く。新しくなった道の駅甘楽に車を置いて、大堰(昔の用水路)に沿う見事な桜並木をゆっくり歩く。 |
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小幡の八幡宮 |
桜並木の中ほどに八幡様を見付けた。桜に誘われてよって見る。 |
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狛犬とご対面 |
鳥居の前で愛嬌のある狛犬とご対面、いい狛犬だね。ここに何年座っているのか知らないが何時までも残っていてほしいものだ。本殿は鳥居の奥の急な石段を10mほど登った所にある。妻は用心して登らないと言う。で代わりに登って膝の快癒を祈る。(お賽銭10円だけどね。) |
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適度に古びて面白い顔の狛犬 |
鳥居の左に裏山へ登って行く広い桜の道があって、八幡山トレイルコースという案内がある。これによると八幡山の標高は234m(見たところ標高差は50m位だろうか)、左に尾根まで登って尾根通しに八幡宮の真上にある山頂を通り、右の尾根を下って鳥居に戻ってくる一番長いコースで距離は600m位らしい。 |
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八幡山トレイルコース |
丁度よさそうなので左の桜の道を登る。10分もかからずに尾根に出る。尾根にはなぜか結婚の森の看板がある。崇台山の近くにもあったよね。流行った時期があったのかな。 |
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八幡山の尾根、なぜか結婚の森 |
尾根を山頂に向かうと、ぎりぎり終わりそうなカタクリに会えた。結婚記念植樹かな、名札の下がった木がたくさん植えてある。桜の大木が一本満開の花を付けている。明るくて楽しいコースだ。 |
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カタクリが咲いてた |
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大きな桜がある |
山頂はかなり広い広場で、西側に小幡の街並みを見下ろせるウッドデッキのような展望台がある。西上州の山から榛名山までが一望できる。 |
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山頂の展望台から小幡の桜並木と町並み |
展望台に居たら訓練飛行と思われる自衛隊のC−1輸送機が2機編隊で飛んできた。フラップと前縁スロットを下げて低速飛行訓練のようだ。機番まで読めて前が22号機、後ろが23号機で連番だ。この日本製の軍用輸送機もジャンボと同じ時代の飛行機で40年以上日本の空を飛んできた。もうすぐ退役を迎えるはずだ。 |
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小鳥はいないが大きいのが飛んできた |
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妙義山と浅間山と飛行機(彼方へ) |
山頂の北側に移動すると登ってきた尾根と正面に榛名山が一望できる。右端は子持山とまだ白い武尊山。榛名山の前を横切る帯のような河岸段丘の一番高いところ(中央に黒く見える)が崇台山で、拡大すると山頂の桜が咲いているのが白く見える。お馴染みの山はみんな山とも見えない山ばかりになってしまった。 |
山頂の北側から榛名山の展望 |
山頂を越えて建物(トイレかな)のあるところまで尾根を下り、切り返してウッドチップで舗装されたやさしい道を八幡宮の鳥居まで戻る。我々の足で一周40分ほどだった。 |
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山頂を越えて八幡宮への下り道 |
小幡へ行ったのだから当然楽山園も見て来た。裏の雄川の両岸も公園の様に整備されてうらやましいような環境だね。 |
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楽山園の八重桜 |
帰りに世界遺産決定寸前?の富岡製糸場を見学する。ちょうど3時のガイドツアーが始まるタイミングで約45分間ガイドさんの後に着いて説明を聞く。ガイドしてもらうと見えなかったところが見えてきて、やはり面白いね。ただし楽山園も富岡製糸場も有名すぎるし、長くなるので省略。 |
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富岡製糸場の桜と鏑川の風景 |
ひとつ加えると富岡製糸場の正面の繭倉庫の裏の建物が先日の大雪で崩壊、安全のための幕が張られて裏の広場へは抜けられない。ちらりと見えた感じではまだそのままみたいだ。明治の初めの建築だから保存も大変だね。鏑川沿いは桜の大木が何本もある公園のようになっている。桜は逆光になってしまったがここから見える鏑川の風景もいい。真下の鏑川の流れの中に大きなコイが何匹も泳ぐのが見えた。 |