2022年04月02日(土) | 新潟妙法寺裏山の雪割草 | 新潟 |
雪割草は好きな花である。新潟の妙法寺の雪割草の尾根のコースはほとんど登り下りもなく我が隊向きでもある。聞いてみたらK2隊は今年は見に行かないと云う。じゃあしょうがない、歳も歳だけれど今の車も新しくして2年間、ドライブらしいドライブもしたことがない。その間二人とも入院して手術を受けたり歳なりにあちこち傷んで来ている。少し遠いけど見納めに頑張って出掛けるかと思っていたら、前の日に明日行くことにしたとあたさんからTELがあった。 |
日蓮宗 本山 村田 妙法寺本堂 |
雪割草(ミスミソウ) |
コース: 自宅6:10⇒妙法寺P8:40-8:50→妙見山9:15-9:20→村岡城址9:50→六万部山10:30→海の見える丘(久田城址)11:10-12:05→妙法寺P13:05⇒自宅15:30 |
朝6時、K2隊が自宅まで迎えに来てくれた。前橋インターから高速を走り180km、2時間半のドライブ。やはり結構遠い。越後側は雲の多い天気だが妙法寺に着く頃には晴れ間も出てきた。駐車場は土曜日で雪割草のシーズンなのにガラガラ。確かに花見に9時前は早いかもしれない。K2隊は山時間だからね。肌寒い日で一日上着を脱ぐことはなかった。 |
妙法寺駐車場、ガラガラ | 出掛けよう。 |
参道のミズバショウ |
タネツケバナ | ツバキ |
黒門を入って雪割草の咲く尾根道へは本堂の左側からが近いが、右に曲がって千仏洞の前を通り妙見山へ向かう(登ると云う程じゃない)。 |
黒門の石段 | 千仏洞 |
さくら | コシノカンアオイ |
妙見山へ来たのは初めて。山頂は芝生の広場。ベンチがあって早速一休み。雪割草が出迎えてくれたが寒さのせいか今一元気がない。 |
妙見山山頂 |
出迎えてくれた雪割草 |
キクザキイチゲも開花出来ないようだが、ショウジョウバカマにカタクリは元気に咲いている。 |
K2撮影隊 | ショウジョウバカマ |
カタクリ | キクザキイチゲ |
妙見山から妙法寺裏の尾根道をたどると雪割草があちこちに咲いている。 |
雪割草 |
村岡城址による。ここも雪割草多くうっかり踏みそうな程咲いている。城址の東屋から佐渡島が見える。 |
色が混ざって咲いているのは珍しいかも | ナガハシスミレ |
村岡城址 | 佐渡島が見えた |
雪割草は花の色も形も花弁の数もいろいろある。変化の多いところが面白いんだろうね。 |
赤、青、ピンクの雪割草 |
主役を雪割草に譲っているが花は多彩。 陽射しが増え気温が上がって来てキクザキイチゲも開いたようだ。 |
カタクリ |
スミレサイシン |
キクザキイチゲ | エンレイソウ |
ショウジョウバカマとカタクリ |
少し真面目に歩いて居るように見えるね。 |
毎年同じ場所に群生して咲くショウジョウバカマ、また会えたね。きっとほかの花も毎年同じ所に咲き、同じ花と会っているんだろうね。 |
毎年同じ木の根元に咲いているショウジョウバカマ |
歩いている時間よりお花を撮っている時間の方が長いくらいだから、疲れを忘れているうちに何とか海岸が近付いて来た。ただ立ったりかがんだりしゃがんだりあとで結構効いた。 |
カタクリ | オジサン |
ショウジョウバカマと | もう少し下からがいいよ |
あたさん頑張る! | |
スミレちゃ〜ん |
海の見える丘、久田城址着。雪割草を見る道の終着点。空は嘘のように晴れあがって天は我々を祝福している(多分)。穏やかな風が吹きわたっているが冷たさはまったく無い。時間は11時をまわったばかりで少し早いが、朝も早かったのでここでランチ。同じ広場の北の端に女性の二人ずれが居るだけでのんびり出来た。日本海と遠くかすんでいる佐渡島を眺めながら佐渡へ2度渡ったK2隊の思い出話を聞く。 |
佐渡島、白い山は金北山だそうだ。 |
久田城址から見る日本海 |
あたさんは水平線が丸く見える、地球は割と小さいと云うんだけど、僕には丸く見えない。結構大きいと思うよ。 | |
遠くかすむ佐渡島を見ながらランチ |
海は広いな | 何時ものポーズ |
トビが一羽頭上を旋回している。ここは海からの風が崖を越えて行く。その風に乗って打ち上げられた魚の死骸でも探しているのだろうと思っていた。彼等は目がいいからね、なんて。そうしたら何といきなり急降下して北の端の二人の女性のランチを盗んだのだ。なんてこった、油断も隙もないね。 | |
旋回するトビ |
スミレサイシン | ナガハシスミレ |
帰ろ | キクザキイチゲも開いた |
帰りも同じ所で写真を撮る。行く時とは陽光がまるっきり違うから。 |
疲れた。 | 開いた。 |
待っててくれた。 |
往く時とはまるっきり表情が違うね、やはり陽光の下がいい。 |
カタクリとキクザキイチゲの崖を下って妙法寺へ。駐車場は一杯になっていた。またあたさんの運転で2時間半のドライブ。家まで送って頂いた。 |
あたさん、はらっぱさん、お世話になりました。お疲れさまでした。またよろしくお願いします。 |