2018年10月28日(日) | 清津峡 | 新潟県湯沢 |
トレッキング湯沢T(八木沢からフィトンチッド広場往復) |
またまたK2隊のトレッキングにお邪魔虫隊が連れていってもらった。清津川の渓流に沿って整備されたトレッキング湯沢Tはフィトンチッド広場までならほとんど標高差のない、渓流と巨大な古木の森と紅葉にやさしく癒される道である。 |
この週は寒波の吹き出しで日本海側の天気が悪く、ずっとウオッチしていたあたさんから前日になって”明日どう?”と連絡が入る程だった。勿論OK。期待できる一日はこの日しかないようだった。 |
コース 八木沢駐車場8:30→大峰の原水9:20-9:25→見晴らし岩9:35→渡渉点9:50-10:10→見返り岩10:55→フィトンチッド広場11:10→見返り岩(ランチ)11:25-12:05→大峰の原水12:55-13:00→八木沢P(お茶)13:45-14:35 (所要時間6時間05分) 標高差 80m 累積標高さ 210m 距離 7.8km 前橋6:45⇒月夜野IC⇒三国トンネル⇒八木沢P8:15 八木沢P14:35⇒三国トンネル⇒駒寄SIC⇒前橋16:35
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トレッキング湯沢Tコース 年寄りにもやさしい渓谷と森の道 |
当日はちょっと寄り道してK2隊が家まで迎えに来てくれた。朝7時の約束が6時半くらいには着いてしまったようで、はらっぱさんからもう前に居るよとtelが入り大慌て。前橋の空にはうろこ雲が並んでいたが、これから向かう上越国境の空は雲ひとつない青空で一安心。 |
前橋の空 | 八木沢駐車場の空 |
月夜野ICから最近ご無沙汰の三国峠を越えて、ちょっと分かりにくそうな(国道17号の道の駅みつまたの裏の道を清津川の河原へ)八木沢駐車場に無事到着。快晴、河原の広い駐車場である。トイレ完備、工事現場のトイレと同じだが設置の仕方が洒落ていて中も綺麗、心遣いがうれしい。 |
登山口の上の紅葉 | ||
あたさんからメールで貰ったコース地図 |
八木沢P、隣もなぜか同じフォレスタ | 八木沢Pのトイレ |
ただっ広い駐車場にトレッキングに向かったと思われる車はなぜかあたさんのと同じフォレスタがたった1台だけ、隣に駐車。すぐマイクロバスの団体さんもやって来た。一足先に登山口に入る。クマ出没注意に早速熊鈴を取り出す。 |
小鳥も出るが熊も出るらしい。 |
熊鈴鳴らしてさあ行こう | 杉木立の道 |
風もなく快晴の空に、山並みの紅葉も綺麗。 |
あっち向いてパチリ、こっち向いてパチリ | ||
渓谷の紅葉 |
立派な杉木立、杉の森を抜けると足下に清津川が見える。かなり高さがある。紅葉も面白い。道は広く平らで、もう厚く落ち葉が敷詰められて足にやさしく歩きやすい。大きくておいしそうに見えるトチの実がたくさん落ちている。何時か食べたトチ餅また食べたいなあ。食べるためには渋抜きの手間が大変らしい。 |
厚い落ち葉と平らで広い歩きやすい道 |
渓流 | トチの実 |
元気よく後ろから迫って来たマイクロバスの団体さんに道を譲る。後は我々独占の道だ。大木の森の中の大峰の原水に着く。もう半分近く歩いてしまったのだろうか。早速休憩。大峰(山)の原水と言うのも面白い名前だね。数m上の大木の根本からかなりの量の水が流れ落ちてくる。近くにも水は流れていたしこの先にも渡渉するような小さな沢が二つはあったのに、なぜここが大峰の原水なのだろう。 |
尾根の紅葉 | ||
広い森 |
大峰の原水 | 大木の森を行く |
歩いていると吃驚するような巨木が次々現れる。何年くらいこの豪雪の地を生き抜いて来たのだろう。凄くてたくましい。 |
大木の森 |
この辺が見晴岩かな。先を行くあたさんがいつの間にか岩の上に出て居た。気が付いた時はもう戻ろうとしていたのであまりカッコ良くは撮れなかった。残念。 |
マムシグサ | ||
見晴岩 |
沢(清津川)が近付いた。コバルトブルーキャニオンと紹介されている。沢は場所によりいろいろな表情を見せる。 |
道が森に入る。もともと道は広いから適当に陽だまりの居こごちのよさそうな場所を占領して休憩。太陽も森も輝いている。なんてことない場所。それが特別な場所。 |
休憩:頭上の紅葉 | ||
陽だまりにツルリンドウの赤い実、ノブドウの青い実を見付けた。今度ははらっぱさんの目が輝く。咲き残ったアザミの花にミツバチが来ている。 |
ツルリンドウ |
スノキ | アザミ |
ノブドウ | マタタビ |
小さな沢を二ヶ所渡渉する。滑りそうで落ちそうでおっかなびっくりの様子は絶好の撮影ポイント。 |
小さい沢を渡る(二ヶ所) |
寛いでトレッキング 歳を忘れてやりたい放題。 |
早瀬 |
苔むした倒木 | ツルアリドウシ |
モンキチョウ | ||
ちょっと遅れてるよ。 |
見返り岩は絶景ポイント。秋一色だね。 |
見返り岩、景色ポイント。 |
対岸の紅葉 |
岩廊下はこのコース唯一の狭い道。 |
岩廊下 | ちょっと沢に下りてみたいね。 |
11:10 フィトンチット広場到着。広々した森の中の広々した広場。少し湿り気が多く落ち葉の下がぬかるんでいる。あたさんのイメージとちょっと違っていたようだ。せめてベンチでもあればここでのんびりしたかもね。のんびりランチの場所としては展望のいい見返り岩まで戻ることにして、早々に引き揚げる。 |
今日の目的地フィトンチッド広場に到着。 |
ちょっと違うなあ |
急かず焦らず、そんな必要全くない。かくれんぼ、いないいないばあ、あたさんまでやってるよ。 |
早々に引き返す。 | ||
。 |
かくれんぼ |
見返り岩に戻って紅葉の展望を楽しみながらのんびりランチ。何時ものメニュー、何時もの味、こともなく時は過ぎる。空に少し雲が出てきた。 |
見返り岩に戻る。 |
流木のキノコ | ||
のんびりランチ |
おなかも膨れ充分満ち足りて腰を上げる。来た道をのんびり帰る。 |
立派な木だねえ、3人でも手が回らないよ。 | ||
遊びながら帰る |
歩く向きが変わると景色も変わる。 | ||
ゴルジュ |
思い思いの帰り道。 |
渓流と紅葉、空に雲 | すっかり余裕のお二人様 |
何時落ちる、枯れ枝に一枚残った紅葉。 |
枯葉舞い散る。 写ってないけどね。 |
大峰の原水に戻ってまた休憩。そう、休憩給水が必要なんです。 |
大峰の原水でまた休憩 |
4人そろって記念撮影 |
記念撮影のためにチビ三脚をセットしてくれようとするあたさん。絵になるなあ(赤シャツ)。 | ||
紅葉の中をそれぞれの若々しい?愛妻二人が下る。儚くも満ち足りた幸せな帰り道です。 |
紅葉の中の二人 |
杉木立に帰還。余裕です。 |
杉木立に戻ってきた。 |
駐車場から登山口を入ったすぐ横に丁度いいベンチがあった。ここで最後の休憩。コーヒータイムを小一時間も楽しんだ。 |
登山口の横に丁度よいお誂え向きのベンチがある。 |
三銃士の誓い | ||
お日様が出たり陰ったり。 そのたびに色彩を変える紅葉。 |
今日もあたさんの緻密な計画はぴったり当たりで言うことなし。曇って風など出たら寒いだろうなと、ヒートテックの下着を着込んだり、ダウンの上着を持ったりして出掛けたがまったくの杞憂だった。K2隊に心から感謝。またよろしくお願いします。 |