2018年04月20日(金) 二つ岳・雄岳 榛名山



 teel隊が二つ岳でリスに会ったと言う。最近オンマ谷付近でリスに会ったと言う情報がたまにある。じゃあリスに会いに行こう。と、今度は二つ岳の雄岳に出掛けた。



コース:
 オンマ谷駐車場10:25→雌岳分岐11:30→雄岳山頂12:00-12:25→オンマ谷駐車場13:50 (所要時間3時間25分)

 ⇒みさとの芝桜14:15-14:50


  標高   1348m
  標高差 ≒250m
  距離   ≒600m
雄岳への登り。スミレしかないね。


 小さな橋を渡ってオンマ谷駐車場の登山口をスタート。風もなく暑くも寒くもないハイク日和。 


オンマ谷駐車場登山口  
  早速急な岩の道。ゆっくり、ゆっくり登る。
   


 お花はスミレしかないみたいだ。エイザンスミレが多いようだ。


 
小さな白いスミレ。 
 
エイザンスミレ   似ているけどエイザンスミレじゃないらしい。


 鳥の声が結構聞こえる。シジュウガラなどの声の他に聞き慣れない声も混ざっている。目を凝らしてみるが見えない。たまに見えても遠くの枝の影だ。もちろんリスの影もない。 


 
ハルリンドウ   歩く時はよそ見できない。


 途中同年輩の男性に追い越された。コースは短いからどんなにゆっくり歩いていても心配はない。やがて雌岳分岐を過ぎアンテナ塔のある山頂に着く。山頂は丁度お昼時で6人ほどのグループがシートを広げて楽しそうに食事中だった。アンテナ棟の裏の小さな岩場の上が空いていたので登る。


おてんば婆さん   すぐ後ろはアンテナ塔 


 何とか二人分のスペースを見付けて狭くて怖い岩場の上で昼食。身体を動かすのも容易じゃない。お尻の下がむずむずしてあまり居心地はよくないね。でも展望はいい。  


   お隣の雌岳と水沢山。丸と三角が対照的。その先に見えるはずの赤城山は霞んで全く見えない。
     
 相馬山と爆裂火口壁。なかなかの迫力。   
     
  中央火口丘(榛名富士)とカルデラ。
   


 カメラの望遠で覗くとすぐ下に雌岳へ登る木の階段が見えている。誰か登ってくれたらいいアングルの写真が撮れるのになと思ってずっと注意していたが、誰も登る人も下る人も居なかった。山頂の一角で食事をしていたグループは下り、別の似たようなグループがやって来て食事を始めた。我々も下る。シャクナゲのつぼみが大きく膨らんでいた。


 下り始めたら似たような年頃のご夫婦が登って来た。もちろん我々よりはよっぽどしっかりしている。そのご主人がよたよた下る我々にシンパシーを感じたのか、”もうゆっくりゆっくり登っているんだよ”と 話しかけて来た。”同じ、同じ。”と私。”でもゆっくりでも登れるのは幸せだよ。”とご主人。幸せをかみしめながら下ろうね。リスには会えなかったけど。  


 駐車場が見えてきた。無事下山。  
  駐車場の猫柳の大木?。
     


箕郷の芝桜


 時間があるので 帰りは箕郷側へ下って”みさとの芝桜”を見て帰ることにする。しばらくぶり。


 ちょうど見頃だったのではなかろうか。山頂近くの山桜はやはり咲くのが早かったらしく、もう緑になっていた。  


   急に風が強くなって、押さえていないと帽子が飛ばされる。
     
   


 売店も沢山出ていて賑わっている。疲れて甘い物にも魅力を感じるが、ここで食べては今日の努力が水の泡。我慢、我慢。 


 会場の駐車場の土手のみどり、クローバーかと思ったら、イチゴの実みたいな赤い花が咲いている。新種かな。調べたらクリムゾン・クローバー、別名ストロベリー・キャンドルというクローバーの仲間だそうだ。初めて見たような気がする。





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