ときタマ日記 2019年11月19日(火)


上野の美術館


 国立博物館の正倉院展の入場券を頂いたので、何年かぶりに二人で上野へ出かけた。上野でも正倉院展は何度かやっていたと思うが一度も見たことがない。螺鈿紫檀五絃琵琶も来ているらしいので楽しみに出掛けた。東京都美術館のレストランでランチの後、同美術館でたまたま開催されていたコートールド美術館展も見て帰る。



 正倉院展は混むらしいので開場時間(9:30)に合わせて行ったのでほぼ待たずに入れた。それでも100人くらいは並んでいた。一気に入れると入口が混んでしまうので4〜50人位づつバッチ式に間をおいて入れる。我々が会場を後にした時(11:00)外に並んで入場を待っていた人達はおそらく1000人位かな。(写真の広い池をぐるっと回って写真を撮った横辺りまで並んでいる)。入口に到達するだけでも大変だね。みんな物好きだなぁ。。


 
東京国立博物館・平成館  


 下の螺鈿紫檀五絃琵琶と阮咸(げんかん)は撮影可の部屋にあった複製品。五絃琵琶は裏側の螺鈿装飾も素晴らしいんだけどここでは見えない。(阮咸は胴と棹がはっきり分かれているリュートのような楽器だそうだ)。


 
螺鈿紫檀五絃琵琶   阮咸(げんかん) 


 だいぶはしょって見たので11時には国立博物館を出る。よい天気で歩くのも楽だった。
 
    上野公園の噴水


東京都美術館 


   東京都美術館はきりえ展に出展して何度か来ているので気楽。彫刻広場(入り口前)のステンレス球。ここには彫刻が10あるらしいけど、この球以外目に入らない。ゆとりがないんだね。
お馴染み入口彫刻広場のステンレス球    
 お昼にはまだ30分程時間があったが早めのランチ。楽にいい席に座れたが、我々が出る頃は満席だった。   
    レストランで早めのランチ。


コートールド美術館展(東京都美術館)


 ヨーロッパの美術館と言えばルーブル位しか知らないので、勿論コートールド美術館なんてまったく記憶にない。ロンドンにある印象派の美術館だそうで、今回は美術館の改修中の機会に日本に来たらしい。何の期待もせずたまたま入った美術館展だったが、のっけからどこかで見覚えのあるセザンヌの作品がずらっと並んでいたりして吃驚。まさに印象派展覧会。お得感満載。目玉はマネの”フォーリー・ベルジェールのバー”であるらしく入場券や図録の表紙にもなっている。この美術館展の掉尾を飾るのにふさわしい存在感である。この絵はロンドンにあるんだね。会えてよかった。


   焦点の合わない何も見ていない目、心へのアクセスを遮断しているような彼女の唇からは、どんな言葉が出て来るのだろう。”別に・・・” かなぁ。
思わず買ってしまった図録    





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