2015年09月15日(火) |
赤城自然園 |
今週は赤城自然園でアサギマダラのマーキングが行われているらしい。あの繊細なチョウを捕まえて羽根に油性ペンでマーキングするというのは、どうも痛々しくて参加するつもりはないが、アサギマダラの季節になったということではあるので散歩がてら遊びに行く。 |
|
|
アサギマダラ |
前橋は晴れているのに赤城山は積雲につつまれて赤城自然園の空模様は微妙。10時半ごろ到着。正面の一番下の駐車場はもう満車になっていた。運よく赤城山の積雲は東に動いたらしく歩き始める頃に日射しもあった。 |
赤い実(ガマズミ) | ||
もう秋?だから、木々は赤い実、青い実、色々な実を付けている。何時もの巡回員さんにいい季節になりましたねと言ったら、少し早すぎたかなあと心配そう。たしかに酷暑の後は雨ばかりで寒い日が続いたからね。 |
青い実(サワフタギ?) |
シャクナゲ園の一番下から歩く。園芸植物の花壇の花にチョウやハナムグリなどがたくさん集まっている。近くをモンキチョウがひらひらするので狙ってみたが、何処にもとまらず飛び去ってしまった。 | ||
ダイミョウセセリ |
モンシロチョウ |
コアオハナムグリは花を選ばないようで、大抵の花に居て花の中にもぐりこんでいる。 |
コアオハナムグリ |
ジガバチ |
アサギマダラはフジバカマがまとめて植えてあるので、マーキングが行われている芝生広場の裏のお花畑にたくさん来ている。ヒョウモンチョウの仲間もアサギマダラ以上に沢山集まっている。昆虫館のトンボ池の上もフジバカマが二箇所まとめて植えてあって、同じようにヒョウモンチョウやアサギマダラが集まっている。おなじ場所ならアサギマダラは木陰の方に、ヒョウモンチョウは日当たりのよい方に来るようである。 |
アサギマダラ |
アサギマダラ |
燐粉も体毛もほとんどなく軽く強そうだ。後羽根は前羽根に隠されている部分と、胴体に沿って下にたわんでいる部分があって、実際の平面形はもっと大きい。 | ||
アサギマダラ |
コアオハナムグリ |
コアオハナムグリ |
アサギマダラのお花畑は陽射しが強く暑いので、ひとしきりアサギマダラと遊んだ後は樹上小屋のある休憩広場へ逃げ込んでゆっくり昼食。小川の縁にまだクリンソウが咲き残っていた。アサギマダラのマーキングは1時からでぼつぼつ人が増え始めている。 |
クリンソウ |
一旦ナナフシ橋へ下って三角点のある広場へ登り返す。ここのマツムシソウは少し貧弱だけど、まあね。 |
この実何の実 | マツムシソウとコアオハナムグリ |
フジバカマはあちこちに植えてあるから、待つまでも無くアサギマダラもやってくる。つい又カメラを向ける。 |
アサギマダラが来た。 |
ツユクサ |
ツマグロヒョウモンはこんな高い所にも進出してきている。 |
ツマグロヒョウモン | キタテハ |
昆虫館の前でまた一休。ザックを置いてまたアサギマダラを飽きるまで撮る。同好の士(女性も)が結構多い。向こうはマーキングしてるからとわざわざ昆虫館の方へやって来る人もいる。番号のついたチョウを撮ってもね、という。 |
羽根の縦横比が極端に大きく見える時がある。性能のよさそうな羽根だ。 | ||
アサギマダラ |
この形でじっと吸蜜していることが多い。 | ||
アサギマダラ |
ヒョウモンチョウもいっぱい。 |
コアオハナムグリもいっぱい。 |
森の道を帰る。 | ニシキギ? |
赤い実 | キノコ |
ツリフネソウに来たホウジャク |
右のツリフネソウを撮っていたら、ホウジャク(蛾)が間に割り込んできた。 | ||
14時10分ごろお花畑へ戻ったら、アサギマダラのマーキングはもう終わったようだった。 | ||
マーキングの余韻を楽しむ人達。 |
ツリバナの実 |
ツリバナ |
コブシの実 |
ハタザオキキョウ |
サワギキョウ |
キバナアキギリ |
ハクウンボクの実? |
ふらふらと6000歩ほど歩いて、写真をいっぱい撮って何か収穫があったような楽しい気分で帰る。 |