2015年02月13日(金) |
嶺公園 |
ミヤマホオジロ、アトリ、他 |
嶺公園の鳥見散歩にまたやっと行くことができた。紅梅やマンサクが見頃で、運が良ければルリビタキに会えるらしい。 |
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児童公園の尾根の紅梅 |
何時も鳥見の人が多い東屋へ行ってみる。手前の木橋のたもとに三脚を据えて鳥を待っている人がいる。ミヤマホオジロいますか、と聞いたら、ミヤマホオジロはもう見あきたので昨日からルリビタキを待っていると言う。へえミヤマホオジロって見あきるほどいるの? |
東屋への沢を渡る道の真ん中に三脚を据えて、レンズをこちらに向けている人がいる。覗いていないようなので失礼して前を通らせてもらう。同年輩の元気のいい話好きなじいさんだ。その人が道端の木のうろに餌を入れてあるから待っていればいろんな鳥が来ると言う。ミヤマホオジロもと聞いたら、いっぱい来ると言う。で立ち話をしながら待つ。待つまでも無くアトリ、ミヤマホオジロ、ヤマガラ、シジュウガラが入れ替わりにやって来た。距離は5〜6mだ。もっと近付いても平気で来ると言う。慣れれば手に載るよと妻の手にいっぱいヒマワリの種をのせてくれたが、うろに餌を入れたばかりだったので流石に手の上には来なかった。 |
気が付けばミヤマホオジロなんか枝の上にも、道端の刈込にも、土手にもわらわらいて群れで来ている。鳥見散歩にもずいぶん来たが、ここは圧倒的にシジュウガラ、エナガ、ヤマガラが多い場所だった。ミヤマホオジロの群れは初めて見た。今年はどうかしてるんじゃないかな。 |
ミヤマホオジロ♂ |
ちょっと地味なこの子は♀ |
ミヤマホオジロとヤマガラが餌場をめぐって喧嘩している。ヤマガラは気が強くて嘴が接するほど近づいて威嚇するが、身体の大きいミヤマホオジロの方に分があるようだ。この餌場ではやはりアトリが一番強そうだ。ヤマガラも健闘しているが、このあたりでは一番多く群れていたシジュウガラはあまり来ない。餌がヒマワリの種のせいかもしれない。餌の取り合いが嫌なのか数が減ってしまっているのかちょっと気掛かりだね。 |
餌場の攻防 ヤマガラは小さくて押され気味だが気は強い。 |
水場へ来たヤマガラ |
シジュウガラは数が減ってる? |
アトリも群れる鳥らしいが、何時から此処にこんなにたくさん来るようになったのだろう。ヤマガラはヒマワリの種をひとつ咥えると木の枝に飛んで帰るが、アトリは餌場に居座って口の中でもごもご種を割って食べている。近くでヤマガラがいらついている。ミヤマホオジロも同じような食べ方だ。ヤマガラのヒマワリの種の食べ方は芸術的で、枝に止った片足で種を押さえて嘴の一撃か二撃で見事に割る。その素早さと正確さは機械のように見事だ。 |
アトリ たくさん来ているね。鳥見の人が増えて餌をあげるようになったせいかな。 |
常連さんはお弁当持参で一日ここで頑張るらしい。私は30分もお邪魔していたらもうミヤマホオジロにもアトリにも飽きて来た。確かに見あきるほどいるのだ。写真も整理するのに気が重くなるほど撮った。常連さんに顔見知りのお仲間が何人か来たようなので、お先に失礼する。 |
ルリビタキを探して放浪の旅に出る。尾根の上にも大砲レンズを据えて一人鳥を待っている人がいた。上の池の周りにも二人で鳥を追っている人がいる。 |
カルガモ。今日は池の水がきれいだ。 |
今日もカシラダカの小さな群れと、カケスと、ジョウビタキを見かけた。児童公園の尾根の紅梅はまだ咲いていたがもう咲き切っていた。児童公園の下の十字路の紅梅はこれから咲き始めるところだった。結局ルリビタキには会えなかった。 |
咲き始めの紅梅 | 大きなマスク |