ときタマ日記 2013年12月21日(土)


嶺公園散歩


コゲラ


 秋田から連れてきてしまったような寒い雨の日が3日続いて、それでも雪にならずによかった。朝は気持ちよい青空で赤城山や榛名山まで積雪で白くなっている。南側で標高の低い鍋割山の山頂も真っ白だ。午後から嶺公園へ鳥見の散歩に行く。 
 嶺公園の駐車場から児童公園に沿ってモミジ並木の舗装された坂路を登る。ジージー、ジュクジュクみたいな鳴き声と共に森から葉を落としたモミジの木に、シジュウガラの群れが下りて来た。慣れているね。それ程近づきもしないが逃げもしない。我々が歩くと先へ先へ渡って行く。餌を期待しているのかな。


コゲラ


 中にコゲラが二羽混ざっている。シジュウガラよりずっと近くで平気で餌を探している。小さくてかわいいね。写真をよく見たら頭に僅かに赤い色が見える(左)。これはオスだそうだ。しばらくコゲラに付き合ってもらう。


シジュウガラ


 シジュウガラはたくさん居るのになかなかいい所に出てきてくれない。邪魔な細い小枝の中を上手に飛びまわっている。ヤマガラは混ざっていないようだ。 


ホオジロ


 広場をぐるっと遠回りして東屋のあるところへ来たら、まだ赤い実が残っている小さなマユミの木の枝にホオジロが二羽とまっている。願ってもないシチュエーションだね。


ホオジロ


 期待した以上にうまく撮れたみたいだ。二枚並べてどちらをアップしようか迷った挙句、二枚ともアップしちゃおう。こういう写真が撮れると楽しくてやめられない。


ホオジロ(正面顔と横顔)


 同じ所でヤマガラに会えた。今シーズン初ヤマガラ。こちらも二羽、たくさん餌を食べて毛づくろいしながら消化するのを待っている感じ。枝の上でまん丸にふくれていた。前シーズンはシジュウガラより目立つほどたくさん居たのに今年はどうなんだろう。


ヤマガラ


 坂を登って池へ抜ける。坂道の上に野良猫ファミリーが寛いでいる。妻が早速ちょっかいを出している。何処かの猫好きの小母さんが餌をたっぷり運んでくれるんだろうね。毛艶も良く太っている。人を恐れもしないし餌をねだりによっても来ない。一番幸せなときみたいだ。池の岸辺でカモたちものんびりしている。


カワラヒワ?


 他にお馴染みのシメ、カケスの写真が撮れたが遠すぎて今一。カケスは群れで森の木の中を渡って行くのが見えるが、飛ぶ影は見えてもなかなかとまっている姿を見せてくれない。上手に枝や幹に隠れてこちらの様子を窺っているようだ。 


 池からは季節になれば水芭蕉の咲く沢の縁を下り、小さな尾根を越えて隣の沢も覗いてみたが、何時もは何かしら小鳥の居ることの多いこの場所に、鳥の影も人陰もなかった。そう言えば散歩の途中、似たようなカメラを持ち、双眼鏡をぶら下げた、似たような年代のご夫婦二組を見かけた。散歩だけでは飽きるからね。鳥がいなければ歩くのみ。たった3000歩ほどだが楽しい散歩が出来た。




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