ときタマ日記 06年6月1日


シラネアオイ


野反湖のシラネアオイ


 丁度3年前に紹介した野反湖のシラネアオイ、その後どうなったのだろう。早丸3年が経過したが一度も様子を見に行ったことは無く気になっていた。今回その様子を訪ね、まだ歩いたことの無いキャンプ場から三壁山、高沢山、エビ山の周回コースを歩くことにして出掛けた。
 訪れてみると、今の時点で何ヘクタールに何万本が植えられたのか分からないが、3年前に比べ、より広くなり、管理の手も行き届いていて少し安心した。まだ小さな株が多くこれらが皆育ったら、かなり見応えのある一大群生地に成ることは間違いなさそうだ。原野を開いて特定の花だけを植えるという行為に異論がない訳ではないのだろうが、シラネアオイの好きな一人としては六合村の人たちの努力に期待している。しかしシラネアオイ単一の花園ではやはり不自然だ。サンカヨウなど共生可能な植物も間に植えてはどうだろうか。またこの辺りでは鹿の食害はないのだろうか。
 心配をよそに、シラネアオイは日当たりのいい斜面を埋めて、写真を撮るには少し強い風に揺れていた。

 [6/16追記] 6/11の読売新聞の群馬版に紹介された記事によると、1.8ヘクタールに5万8千本とのこと。今年は8千本の苗を100人の地元中学生とボランティアが植えたと言う。3年前に較べて約2倍の規模になったことになる。


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