ときタマ日記 2019年08月03日(土)


赤城自然園


 性懲りもなく今週も赤城自然園を散歩。今日は赤城自然園に車で15分圏内に在住のみちほさんと一緒。長い梅雨も明けて一気に酷暑がやって来た。今日も暑そう。それでも赤城自然園は標高650m位はあるから、気温も湿度もそれなりに低いはず。 


キキョウ(花の中の小さい虫はハンミョウ?)


 9時、開園前に一番下の駐車場は既に満車。開園を待つ人が並んでいる。みちほさんが来るのを待って入園。みちほさんは既に職員さん達とお馴染みになっている。


 右手の尾根に登る。ナツツバキは花数は少ないが何時までも咲いている。一日花だそうだから花自体は咲いたばかりで新鮮なはず。ギボウシもたくさん咲いているがこのギボウシは花丈が小さくかわいい。ギボウシは園芸品種が多く、好きな人から頂いて、うちの庭にも4〜5種類ほどあったときがある。


 
ナツツバキ   コバギボウシ?
 みちほさんと  


 花は少ない時期らしいが、花だ、チョウだ、虫だ、トカゲだと、あっちこっちウロウロ。うちのペースでゆっくり歩く。マツムシソウが咲き始めていた。今年初めて出合った。


   
マツムシソウ    


 
  ハナムグリ


お花の講義  
     


 ウバユリだなんて、何て名前を付けるんだろうね。どんなに歳をとっていたって女性を姥(現代語訳:ババア)なんて言ってはいけない。ヤマユリの隣に咲く花をウバユリだなんてね。どこのだれが言えるのだろう。


 
ウバユリ


  森を抜けて
うちのヤマユリ達、いやササユリかな?     


 
ジャコウソウ   トカゲ 


 赤城自然園は大木の森の中がほとんどで、直射日光に焼かれることは少ない。四季の森の一番上は意外と風通しがよく、芝生の広場の真ん中の大木の木陰のベンチで休憩。熱中症にならないようにたっぷり給水。


風通しのいい原っぱへ  
     


 
マルバダケブキ   セミの抜け殻


 レンゲショウマは園内のほとんどいたるところに咲いているが、四季の森の一番上の東屋の前は一番開花が進んでいる。大きな三脚を据えたカメラマン達が取り囲んでいる。


  レンゲショウマ
みちほさんをまねて後ろから  
 
まだ圧倒的につぼみが多い。開花した花は全体の1〜2%程度、今月一杯くらいは楽しめそう。


 チョウとトンボ


 
ジャコウアゲハ   モンシロチョウ 
   
    オオシオカラトンボ? 


 ヤマユリはレンゲショウマと並んで今の主役。それ程花の数が多い訳でもなく、花によって開花時期も微妙にずれているから、開花したてのきれいなモデルさんを探すのは容易じゃない。


   
ヤマユリ    
 
  キョウガノコ


 後ろから賑やかな一団がやって来たが、ちょっと道を分けてやり過ごせばまたのんびりし放題。


 
ヤマホトトギス   撮影中
 
密談?   マツカゼソウ 


 またアサギマダラに会えた。まだ羽化したばかりのように初々しい。


   ジガバチは狩蜂だが自分では狩った獲物(青虫)を食べない。自分で掘った穴の中へ運び込んで、卵をうみつけて幼虫の餌にする。幼虫は青虫を殺さないように食べつくすと言うから恐ろしい。成虫は花の蜜かせいぜい花粉位しか食べないらしい。
アサギマダラとジガバチ    


 今週もアカスジキンカメムシに会えた。みんなで探したが若くて目のいいみちほさんが見付けてくれた。


 
アカスジキンカメムシ 


 昆虫館のベンチで目の前に咲いているレンゲショウマ、ソバナ、シデシャジンを見ながらのんびりランチ。シデシャジン、お洒落な花だね。みちほさんに教えてもらうまで、気が付かなかった。毎週のように来てここでランチしてたのにね。 


 
シデシャジン 


 このバッタ脱皮したばかりなんだね。すごくかわいい。


   
    バッタ


 またナナフシを見付けた。こちらはどう見てもあまりかわいいキャラじゃない。このナナフシ小さな羽根があるね。シキンカラマツはまだ咲いている。


 
ナナフシの仲間   シキンカラマツ
 
昆虫広場へ   ソウシシヨウニンジンの前で
   
    フシグロセンノウ


 ジャコウアゲハがちょうどいい所へやって来た。


   
ジャコウアゲハ    



 今年初めてのキツリフネ。やっと咲きだしたようだ。   
    キツリフネ


 赤城自然園、9時から15時まで実に6時間近く3人で楽しく歩いてきました。奥が深いよね。みちほさんお世話になりました。また次の散歩楽しみにしています。


   
木漏れ日の道、散歩も終わりです。    





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