ときタマ日記 2017年02月03日(金)


群馬昆虫の森


 天気がよさそうなので群馬昆虫の森に出かけたらすごい強風が吹いて、県道73号線は場所によっては畑から吹き流される砂塵で先の車が見えない程。たまに出かけたのに何てことだろうね。


 昆虫の森の駐車場はガラガラでこの季節のウィークデーの利用者は少なそうだ。入園料(410円)を払って入る。まずは巨大なガラスドームの中の温室に逃げ込んで南国の蝶と遊ぶ。館内には展示物も多いがあまり興味がない。温室の中は当然暖かく抱えた上着が邪魔。


群馬昆虫の森


 多くて目立つのはオオゴマダラ。群れてとまったり、数頭で優雅に滑空する姿が素晴らしい。多いのですぐ飽きてしまうけどね。羽根に放蝶された日付けが書いてあったりしてちょっと興ざめ。


オオゴマダラ  


 リュウキュウアサギマダラは本土のアサギマダラとよく似ているが、並べて見れば一目でわかるほどの違いはある。アサギマダラのように遠くまで渡って行く特性はないそうだ。


リュウキュウアサギマダラ


 タテハモドキやイシガケチョウは1頭見掛けただけだった。イシガケチョウは平面形も面白いが撮ろうと思った瞬間に飛ばれてしまった。


タテハモドキ 
 イシガケチョウ


 中央の水辺の大岩の上にカエルが居た。石と全く同じ色で、気が付かなかった。何て言うカエルかな。意外と何処にでも居るアマガエルだったりして。結構上手に色を変えるからね。   
    何カエル?



  スジグロカバマダラ


南国らしい派手な色のマダラチョウ。
スジグロカバマダラ


 ツマムラサキマダラは止まると羽根を立ててしまう。たまに開くと羽根の先がきれいな青い虹のように光る。じっと開くのを待つ。以前来た時より蝶の種類も数も少ないようだ。放蝶されたものだからね。やはり季節のいい土日辺りに計画的にたくさん放蝶されるんだろう。温室の中は我々の他には男性が一人熱心に蝶の写真を撮っていた。


ツマムラサキマダラ


 温室から外へ出ると風はそれほど強くは吹いて居なかったが、妻の足がちょっと不具合で無理をせず尾根にも上がらず山の裾をまっすぐ帰って来た。残念、また今度ね。


作業小屋の前の池 
 作業小屋の裏の梅園
フクジュソウ 
  ルリビタキ

 折角見付けたがいかにも遠い。


 帰りは県道353号で嶺公園をまわって来た。途中で教えて頂いていた沼によってミコアイサを見て来た。ただ思っていたより沼は大きくて、例によってミコアイサは池の真ん中に居るのでやはりちょっと遠い。


 
ミコアイサ ♂   ミコアイサ ♀


   
     嶺公園のミヤマホウジロとアオジ






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