ときタマ日記 2017年01月22日(日)


藤岡庚申山


 22日、鳥の好きな人に面白い鳥が居るよ、と教えて頂いて散歩に出かける。お目当ての鳥は居なかったが、庚申山山頂まで男坂(石段)を登って、適度なアップダウンのある丘の尾根をふじの咲く丘(芝生の丘)まで歩く。何時もの散歩コースだ。


庚申山総合公園
周囲の丘の上は全て散歩道


 ひょうたん池の周りは野鳥観察スポットでいつも誰かいる。余り多すぎて野鳥の生活の邪魔をしてしまうと言うことだろうか、一番多く出るあたりは野鳥保護のためと、書かれた張り紙があってトラロープで通行禁止になっていた。野鳥の保護になるのなら結構なことだが、誰の差し金か知らないがちょっと無粋だね。せめて公園整備のため当面通行止め位がせいぜいだろう。


 ジョウビタキ
ジョウビタキ 


 同じヒタキの仲間だけあってジョウビタキとルリビタキはよく似ている。ジョウビタキは杭の上のようなちょっと高いところが好きで、そこからはらっぱへ下りてはまた戻るを繰り返すような鳥。わりと目立つところに居る。ルリビタキは植え込みの中から遊歩道のようなところに下りてちょこちょこ歩くのが好きらしい。


 





 近付きたくてもちゃんと距離を測っている。近くで撮りたければ息をひそめて近くに出てくれるのを待つしかないが、歩かなければ足腰のためにはならない。世の中矛盾だらけだ。






 ルリビタキ
 コゲラは大抵何時も一羽で他の鳥の群れと一緒に行動しているようだ。コツコツ木をたたく音がしたら大抵コゲラ。アカゲラやアオゲラは少ない。  コゲラ 


 最近よく見るアトリ。男坂の下の遊歩道に20羽ほどの群れが下りて来た。人が通ってもちょっと道を譲る程度、又わっと下りてきて何か食べている。丸くて黒い小さな実だね。


 アトリ
アトリ 


   男坂を登る。きつい。
 庚申山山頂のベンチで一休み。持参の暖かい紅茶で一息。正面に赤城山、武尊山が見える。   
   後はなだらかな尾根道をふじの咲く丘まで歩く。たまにシジュウガラやヤマガラの群れが枝を渡って行くのにであったりもするが、尾根の上で鳥を見ることは少ない。


 ふじの咲く丘の手前で拡張工事現場を通る。下水道や舗装の準備が進んでいるようだ。誰にとって一番幸せな拡張区域なのか知るよしもないが、まあ野鳥保護を言うのなら野鳥にとっても幸せな広場が出来ることを祈るばかりだ。


 公園拡張工事現場
概要図 


 ふじの咲く丘の藤棚の下のベンチでランチ。ふじが咲いていなければ広い丘に2〜3人、人が見えればいい方。大抵ガラガラで日向ぼっこしながらのんびりできる。冬桜はまだ咲いていて河津桜の花芽が膨らんでいる。木の上にやって来たカラスが物欲しげにこっちを見ている。


 ふじの咲く丘の藤棚
ふじの咲く丘(駐車場側から) 


 男坂から登って一回りすると約5400歩の散歩になる。子供たちのスポーツ大会でもあったのか駐車場は満車だった。


 ちょっと大きな鳥
 ドクターヘリだね。救急出動だろうか。サイレンの音は聞かなかったがここで救急車を待っていたのかもしれない。   


   ひょうたん池の氷上でお昼寝のカモたち。よく足が冷えないもんだ。
     







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