2016年07月31日(日) |
赤城大沼一周 |
晴れれば前橋は焼けつくような酷暑。朝寝坊が散歩しようと思えば山の上に逃げ出すしかない。赤城大沼は毎年1回くらいは歩く散歩コース。(赤城大沼も榛名湖も前橋から直線距離で約20km) |
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湖畔の森 |
大沼の水位が低くて吃驚。意識していた訳ではないがこんなに水位が低いのはあまり覚えがない。何時もは湖底のはずのところが遠浅海岸みたいに干上がっている。前橋には梅雨開けまで結構雨が降ったから大沼にも降ったはずで渇水ではないよね。大沼の水位を決めているのは赤城大沼用水の取水堰だから意識的に水位を下げているのだろうね。 |
大沼、渇水? |
赤城神社元宮跡は改修工事中で中へ入れないが、その元宮の前に小さな石積みの島があり水仙殿と言われる社が祭ってある。今はその小島、水が引いて完全に地続きになっている。石垣の水の跡から水位は1m近く下がった感じだね。 | ||
干上がった水仙殿(大沼側から) |
御神水の前の浜。 先回来た時は水面下だった。 |
御神水からは涼しくて歩きやすい湖畔の森の中の道を歩く。 |
途中で浜が歩きやすそうなので道を外れて湖畔に下りる。我々は勿論気持ちのよさそうなところだけ歩いたが、歩こうと思えば今なら浜歩きだけで大沼を一周できそうだ。ただし取水堰の所だけ数mは駄目そうだし、ゴロゴロの石だらけで歩きにくい所もある。 |
前(ボートハウス)側を見る。 |
後(歩いて来た)側を見る。 |
ボートハウス到着。12時は過ぎているので例によってここの桟橋に腰掛けて足をぶらぶらさせながらランチ。ただし水辺は遠くなって、とても桟橋とは思えない状況だけどね。 | ||
ボートハウス到着 |
ボートハウス前の風景。ボートは水辺に6艇置いてある。同年輩の女性がやって来てボートハウスの縁石に腰掛けてスケッチを始めていた。たまに遊覧のモーターボートが目の前で派手なパフォーマンスを見せて走りぬけて行く。 舷側から顔を出したかわいい坊やと目があった。 |
のんびりしたら湖畔の森の中を歩く。それ程長くはないが好きなところで何時までも残ってほしい散歩道になっている。 |
湖畔の森の散歩道 | 少なくなった大木 |
マルバダケブキ |
マルバダケブキ |
タマガワホトトギス | ウツボグサ |
青木旅館が近ずくとまた浜が広がる。テントやターフを張ったり派手なエアマットを広げた家族ずれや若者が集う。 |
クルマユリ | ||
大沼にもホザキシモツケがあるんだね。知らなかった。 | ||
ホザキシモツケ |
青木旅館からキャンプ場まで車道を歩く。車道歩きが嫌なら左の土手の上の道を取水堰(湖尻、沼尾川)まで歩き、取水堰を過ぎたら湖岸に下りれば、車道歩きは最小限にできる。キャンプ場は(と言うより青木旅館を過ぎると)駐車できそうなところやテントを張れそうなところはすべて車とテントとターフで埋まっている感じ。日帰りがほとんどなのだろうが、かなりの長期滞在を思わせる貫録のあるテント(小屋に近いかなあ)もある。 |
トイレ休憩に必要なキャンプ場。キャンプ場にこれだけ車がいたら、トイレットペーパはないかもよ。 |
キャンプ場を過ぎれば元の静けさに戻る。 |
紅葉が始まっている? |
ムシカリ(オオカメノキ)の実 |
巨大昆虫の化石(倒木)の下を歩く。 |
岸辺は岩だらけで歩きにくいので森の中の遊歩道を抜けて赤城神社へ。赤城神社は車で一杯。一休みしたいが木陰と言う木陰は避暑に来た人達に占領されていて、のんびりできるところはない。赤城神社に参拝後、神橋のたもとにやっと木陰を見付けて休憩。 |
赤城神社(小鳥島)の裏に到着。駐車場は車であふれかえっている。 |
神橋と黒檜山 |
神橋で一息ついて後は車道沿いの新しい広い歩道を大同へ戻る。 |
車道沿いの遊歩道から神橋と小鳥島 |
アザミとミツバチ |
大同のボート乗り場 |
駐車場へ戻る。ファミリーで来た子供たちが小川に入ってタモ網で魚獲りに夢中になっている。自慢そうに見せてくれたプラスチックの箱の中に10cm以上ある立派な小魚が2匹泳いていた。子供の頃毎日泳ぎに行った夏の楽しさがよみがえる。広場の片隅の忠治親分に久しぶりにご挨拶。足元にウツボグサの花が数本、忠治親分を見上げてゆれていた。 |
忠治の親分さん | ウツボグサ |
約2時間半、7000歩の散歩だった。 |