ときタマ日記 2016年04月30日(土)


赤城山のアカヤシオ、ルリビタキ


アカヤシオ


 よい天気なので例年通り赤城山のアカヤシオに会いに行く。9時過ぎの出発だから荒山や鍋割山登山口の姫百合駐車場はすでに満車だった。途中一杯清水あたりの尾根がアカヤシヲで真っ赤。今年は花付きがよさそうだ。ここでもよかったが取敢えず鳥居峠まで車で行く。


   吃驚したね!明日はもう5月、時間も11時だというのに新坂平の先から見た黒檜山が霧氷で真っ白。霧氷見物にする?なんてね。そんな元気はとっくに消失。
4月30日、11時の黒檜山の霧氷    


 林道で出合った写真屋さんの話では、朝4時半頃は2cm位の積雪があって風も強く吹雪に近かったと言う。小沼駐車場で-2℃だったそうである。それにしても写真屋さんの根性もすごいね。


 鳥居峠から利平茶屋へ下る尾根のアカヤシオ。   
     


 鳥居峠から何時もの尾根にアカヤシオが咲いているのを確認して尾根へ下る。篭山のアカヤシオはまだツボミ。それでもガサガサ岩の中を登って行く気の早い人もいる。数日前から寒い日と強風の日が続いているので咲いてしまった花は痛んでいるかもね。


 途中で写真屋さんを含めて5人、尾根の先に着いたら帰ろうとしている似たようなご夫婦にあう。”しばらく先まで下ってみたけどここが一番いいみたいよ”、と情報を貰う。ご夫婦が行ってしまうと誰もいないので、倒木に腰をおろしてランチ。クッキーとコーヒーでのんびり。ウグイスがすぐ近くで鳴いている。


 誰もいなければのんびりできる。
 強風と寒さで傷んでしまった花も多いが、まだつぼみもあって数日は持ちそうだ。
  鳥居峠と篭山


   アップにたえる花は多くない。でも流石強いね。
 向かいの篭山の下の岩尾根とアカヤシオ。  


 アズマシャクナゲは開花直前だった。
ゆっくりゆっくり 


 アカヤシオに満足したらさて帰ろう。帰りが登りと言うのも面白いよね。時間に追われる訳ではなしゆっくり登ろう。


 林道まで登り返して、今年もまた林道を長七郎山の崖の崩落地の方へ向かう。昨年はすぐ先のカープミラーの所にキビタキがいて運よく撮れたので味をしめた。探してみたがそううまくは居てくれない。長七郎の山頂あたりではしゃいでいる女性たちの声が聞こえてくる。人影も見える。そうしたら崩落した崖を吹き上げる風に乗ってゆっくりとんでいるタカが見えた。こちらに来ないかなと見ていたが逆に飛び去ってしまった。ノスリのようだ。


   カーブミラーより先の林道は上から崩落して来た岩だらけでとても進む気にならないが、単独の女性登山者が躊躇するそぶりも見せず、長七郎をまわりこんで行った。
長七郎の崖を飛ぶノスリ
   


 コガラがしょっちゅう食事に来る。  
    コガラ


 山側の笹や灌木の中にちらちら動き回っている小鳥がいる。日陰だし藪の小枝の中なのでよく見えない。ファインダーに捉えるのも難しい。黄色いふわふわの羽根が印象的。何枚か撮ることができてあとで調べたらこれでもルリビタキらしい。オスでも3年くらいしないとあの瑠璃色の羽根にはならないんだってね。ふわふわの黄色い羽根のないのもいる。たぶん♀かな。


 ルリビタキ
ルリビタキ 
 ルリビタキ
ルリビタキ 
 ルリビタキ、黄色いふわふわの羽根が無い。


 ルリビタキは向こうを向いていてもちゃんとこちらを意識しているのが分かる。近づこうとすると先へ行く。ちょうど戻る道に沿って移動して行くので、ずっと追いかけっこを楽しんだ。キビタキにはとうとう会えなかった。アカヤシオを含めてちょうど3時間、約3000歩ほどほどの散歩になった。



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