淡雪、波志江沼、大室公園

　昨夜（２４日）の９時ごろ前橋市内にかすかに雪が舞った。車のワイパーも必要ないほどですぐに止んでしまったが、今日（２５日）１０時過ぎに波志江沼と大室公園に散歩に行ったら、生垣や日陰の芝の上に僅かに消え残った雪ある。我が家からそれ程遠い訳でもなく赤城山の山麓に近付いた訳でもないのに、このあたりはうっすら積もるほど降ったようだ。意外だったね。赤城山も鍋割山辺りから上がかなり白くなっていた。

　波志江沼のカワセミ、まだ居るかなと楽しみに行ったが、お馴染みの水鳥以外あまり居なかった。公園のサンシュユが一杯花をつけている。

　大室公園はもうヒレンジャクが来る頃である。風のたよりによれば今年は全然いないらしい。まあ今日来ることだってあり得る訳だから楽しみに出掛ける。残念ながら居なかった。２～３人同じように見に来た人がいたがやはり見ていないそうである。ヤドリギの実は特別多いようには見えないがたくさん付いている。今年は来ないのかなあ。

　大室公園は梅の花が満開。何時もの大ケヤキの下にイカルとシメの群れがいる。今年はイカルとシメの群れがあちこちで見られてよかった。芝生の広場の桜の植木には何時ものようにモズがいた。

　大室公園はヤドリギの下に大砲レンズが並んでいないからヒレンジャクが来ていないことは一目でわかる。五料沼をのぞくと、大抵のカモ類は岸辺でのんびりしているのに、４０羽ほどのカモが一か所に集まってごしゃごしゃ泳ぎ回っている。あまり気にも留めず４０分ほど散歩して五料沼を一回りしてきたら、まだ同じ所でごしゃごしゃしている。

ハシビロガモ

　カモたちは全体として同じ所に大きな輪を描いてゆっくり反時計回りに回っている。その輪の中は何グループかに分かれていて、その個々のグループもみんな頭をくっつけてごしゃごしゃと反時計回りに回っている。そのグループもしょっちゅう離合集散を繰り返していて忙しい。何をやっているんだろうね。お見合いの儀式かと思ったよ。　

　検索してみるとこのカモはハシビロガモらしい。特別大きなくちばしをもったカモで、そのくちばしにはくしの歯の様な突起（板歯）があって、大量に水を吸いこんではプランクトンや昆虫をこし取って食べる。別名を「めぐりかも」とか「くるまかも」と言うらしい。なるほどね。お見合いの儀式じゃなかった。


サンシュユ		ウメ