ときタマ日記 2015年06月28日(日)


赤城自然園


 28日は赤城自然園の特別開園日で、ヤナギランとシキンカラマツが咲きそうという案内が来た。少し風があったが久しぶりのよい天気なので散歩に出かける。園内に入ってから家に自分のカメラを忘れて来たことに気がついた。重いレンズは背負って来たのにね。なんともはや。妻のを借りる。


ヤナギラン


 ヤナギランは咲き始めたばかり、それでもたくさん咲いていて、遠くからもそれと分かる華やかさ。ただ風に揺れてなかなかうまくおさまらない。ヤナギランの咲くお花畑へ急いでいる時、そよ風散歩の睦月さんのお知り合いの花の図鑑さんに声をかけて頂いた。何時も見て下さっているそうで嬉しいですね。これからも頑張ります。よろしくお願いします。今日はお友達と三人組でお出かけのようだった。


 オカトラノオ
アザミ 


 楽しみにしていたシキンカラマツは遊歩道から遠くの花が咲き始めていて、妻のコンデジではちょっと無理。いろいろ試してみる。炭焼き小屋へ寄ってお土産に炭俵を作ってもらう。東屋で一休み。またお茶ときゃらぶきをご馳走になった。東屋の周りにササユリがぽつぽつ咲いているが、ほとんど撮りそこなった。ササユリには少し遅い感じがする。


 シキンカラマツ
ササユリ 
   梅雨の晴れ間、久しぶりの青空。爽やかな風が吹き抜ける。正面のトチの大木のトチの実はもうずいぶん大きくなっている。
トチの木の空    


 チョウのはらっぱは今派手なキョウカノコと、似た花だが地味なシモツケが一緒に咲いている。シモツケソウもあるがまだほとんど咲いていない。巡回員さんに言われて気が付いたが、道端に沢山あるオオバギボウシの花の茎が食いちぎられている。鹿が食べたという。ゆりの根はアナグマが掘って食べてしまうそうだ。アナグマも居るんだね。


 派手なキョウカノコ
地味なシモツケ 
 シモツケソウ?


 巡回員さんにミズスマシの池とトンボ池の木の枝にモリアオガエルの卵塊が付いていますよと教えてもらった。前回ミズスマシの池の中にオタマジャクシが一杯いたが、モリアオガエルの卵塊はまだなかったから、あれはシュレーゲルアオガエルのオタマジャクシなんだろうね。時間差で生み分けているみたいだ。


 シュレーゲルアオガエルはモリアオガエルと似たカエルらしい。同じように泡につつまれた小さな卵塊を岸の草の上や土の中に生むらしい。シュレーゲルというと外国のカエルみたいだが、日本の固有種だそうだ。  
    モリアオガエルの卵塊


   ウグイスカズラといえば、春先地味で小さなラッパ形の花を見たが、もうこんなきれいな赤い実を付けている。甘くて食べられるそうだ。実の表面に細かいとげのような産毛が生えている。
 ウグイスカズラの実    
 クサレダマと言えば一昨年入笠山でお目にかかった面白い名前の花。腐れ玉じゃなくて草−レダマ。妻はちゃんと覚えていた。  
    クサレダマ
   クモキリソウは大木の根本など4か所ほどで咲いていた。花をアップで撮れずに残念。
クモキリソウ    


 昆虫館のテーブル付きのベンチは今日も満員。トンボ池の外れのベンチで昼食。大分はしょったが8000歩近い散歩になった。


ミドリヒョウモン 
 コジャノメ







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