ときタマ日記 2015年06月15日(月)


カッコウ・オナガ・これなんて鳥


我が家の前の電柱にやって来たカッコウ


 カッコウは毎年我が家の近くにやって来る。昨年は声を聞かなかったので、ついにカッコウも来なくなったかと淋しい思いをしていたが、今年は5月下旬から現在まであちこち飛び回っては元気にカッコウ、カッコウと鳴いている。まだこの辺で繁殖できるらしい。
 カッコウは20年ほど前からオナガの巣に托卵するようになったそうである。カッコウは少しずつ托卵先を変えるらしい。オナガに対する托卵も最初は成功したが、最近はオナガがカッコウを嫌うようになり成功率が落ちて来たそうである。


オナガ


 オナガは前橋の市街でも大きな緑のあるところなら、昔からあちこちで見ることのできた鳥である。しかし我が家のような新興住宅地の狭苦しい庭には全然来なかった。それが近年近くで見ることが増え今年は我が家の庭にも来るようになった。餌を置いたから来るようになったのではなく、来ているのが分かったから餌を置くようになったのである。新興住宅地ももう古くなって環境が落ち着いてきたからなのか、オナガがカッコウの托卵に対する対抗力を獲得して増えてきたからなのかは分からない。


これ、なんて鳥?


 6月8日の朝10時ごろ家の中で低空を飛ぶ聞き慣れない飛行機の音を聞いた。しばらくするとまた聞こえる。旋回しているらしい。カメラを持って庭に出て見るとちょうどその機体が前橋上空を旋回しながら我が家の目の先を通過して行くところだった。ビジネスジェット機風のこの双発機、前橋上空でしかもこんな低空で見るのは初めてだ。翼の日の丸は見えるが登録番号は書いてないので民間機ではない。webで調べてみると航空自衛隊の救難捜索機U−125Aらしい。百里基地に配置されているらしいからその辺からの訓練訪問だろう。機首下の小さなでっぱりは夜間捜索用の赤外線センサーらしいから、浅間山の火口の様子でも調べに来たのかもしれない。





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