ときタマ日記 2015年4月30日(木)


赤城山のアカヤシオ


赤城山利平茶屋コースのアカヤシオ


 鳥居峠から利平茶屋に下る登山道の途中の尾根のアカヤシオは、手軽に行けるので昨年は5月9日に行った。今年は早そうなので4月30日に二人で出掛けた。尾根のアカヤシオはそれなりに咲いていて、今年は何より二人で下って来れたのが嬉しく(昨年は膝痛の妻は上で待っていた)、アカヤシオの下でのんびりランチをしてそれなりに楽しんで帰ってきた。尾根にはめずらしく先客がいた。やはり鳥居峠からケーブルカーの線路跡を御神水まで下って登り返して来たという、元気な年配女性の二人組だった。今年のここのアカヤシオはどうですかと聞かれたので、ほどほどかなと答えたが、帰って昨年の写真と比べて見ると歴然で、今年のこの尾根の花付きはひどく悪いと分かった。何て鈍感でいい加減なんだろうね。


尾根のアカヤシオ


 今年は途中の登山道でもこの尾根でもシャクナゲがもう咲きだしている。今まで何度か来たが一緒に咲いているのを見るのは初めて。


登山道のアズマシャクナゲ


 この花付きのいいアカヤシオは、林道から下り始めてすぐの斜面にあったもので、残念なことに木が根元から倒れている。雪の重みで倒れたのか、シカの食害で根元の樹皮を食べられた跡が腐って倒れたのか、倒れた理由は分からない。花付きのいい理由も分からないが、うちのピラカンサの例でも木はダメージを受けると蓄えられたエネルギーのすべてを投入して花を咲かせようとするらしい。この例外的な花付きのよさはこの木の最期の輝きなのかもしれない。まだ根は土の中だから、なんとか再生してくれることを祈らずにはいられない。


倒れたアカヤシオ 


 林道まで戻ってきたが時間に余裕があったのでカモシカを探しに?林道を先に歩いてみた。カモシカは居なかったがほんの100mか150m位歩いた先のカーブミラーの上に、キビタキが居るのを見付けた。距離的にはそう遠くないのに例によって標準ズームしか持って来ていない。残念だがしょうがないね。キビタキは寄り過ぎて逃げてもそう遠くへは行かずまた戻ってきた。


キビタキ


 カーブミラーに居るキビタキを撮ったら、キビタキを撮っているみっともない自分も映っていた。 このカーブミラーより先の林道は、崩落している崖の岩がたくさん落ちていて進む気にならずここで引き返した。


 カーブミラーに止まるキビタキ、ここが好きらしい。





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