ときタマ日記 2014年12月13日(土)


タゲリ


タゲリ


 今年も散歩を兼ねて大連三世さんのブログに紹介されたタゲリを見に行く。天気がよく赤城山もよく見えた。車で偵察したら、一番賑やかな田んぼの真ん中の信号のある交差点のすぐ横で10羽ほどの群れを見付けた。車を安全なところに置いて200mほど歩いて戻り、写真を撮ってまたすぐ車に戻る。鳥にストレスを与えるのも申し訳ないが、車通りが多いのでのんびり観察出来る雰囲気ではなかった。お馴染みの鳥に今年も会えたが、タゲリはどれくらい昔からここへ来るようになったのだろう。来る場所が毎年同じと言うことは、来る場所を選ぶと言うことでもあるのだろう。日赤病院の移転先でもあると言うこの場所に、タゲリは何時まで戻って来られるのだろう。


タゲリ


タゲリ


タゲリ


 タゲリの田圃の近くから鳥の群れが飛び立った。タゲリの大群かと色めき立ったがハトだね。カラスと同じで近所の養鶏場か何かの餌のおこぼれにあずかっているらしい。それにしても大群だね。


タゲリの大群?


 相変わらずハクセキレイは何処にでもいて健在ぶりを誇っている。


ハクセキレイ


 あまり散歩にならなかったのでそのまま群馬の森へ行く。一周したが小鳥にはほとんど遇えない。時間によるのかもしれないが、シジュウガラやヤマガラさえ1羽も出てこないなんてこれは深刻な事態だね。ヒヨドリが多いのだけは相変わらずだが、後はカワラヒワが3羽と、川岸のジョウビタキが一羽。いずれも遠すぎて撮れなかった。みんな満腹して何処かで日向ぼっこしているのならいいんだけれど。


 気落ちしていたら、大きな鳴き声がしてアオゲラが飛んできた。近くの大木に止って鳴きながら木の上に移動して行くのは分かるが姿は見えない。一瞬見えたとき撮れたが生憎逆光で真っ黒だった。


アオゲラ


 同じく高い木の枝の上にアオサギが寛いでいるのを見付けた。営巣地でもないのにと思ったが、この場所は黒いコイのいる小さな池の上で、この池は浅いからきっと手頃な大きさのコイを捕って食べているんだろうね。いい場所に陣取っている訳だ。


アオサギ


 駐車場に戻って車に乗ろうとしたら、白っぽい鳥が一羽、一生懸命羽ばたいて高い空に登って行くところだった。ああ鳩だなと思った。あんな高い空に一羽で登ったら目立つのになと思ったが、鳥が羽ばたくのをやめた時鳩じゃないと気がついた。あわてて車に積んだカメラをまた引っ張り出して撮ったが、もう後ろ姿しか撮れなかった。似た模様でも鳩と間違えた位だからオオタカと言う感じではない。ハイタカかツミのような小型のタカである。


ハイタカ?


 群馬の森で小鳥に影の薄さにがっかりしたが、タゲリには会えたし約4200歩の楽しい散歩になった。




トップページへ 前へ リストへ 次へ



           
inserted by FC2 system