ときタマ日記 2014年06月28日(土)


赤城自然園

 
未公開エリアの特別ガイドツアー


 28日(土)の赤城自然園のサポーター限定特別開園日(28、29日)の未公開エリア特別ガイドツアーに参加させてもらう。案内には時間が書いてないので前日に電話で時間を確認して11時のツアーに参加することにした。当日はたまに雨がぱらつく曇りで午後からは更に下り坂の予報である。29日(日)はたまたま群馬きりえ展開催中で29日の午前中はきりえ体験コーナーの担当があるので28日しかない。運動不足解消に多少の雨は覚悟で出掛ける。


ハタザオキキョウ


 出掛けて見ると赤城山は見えているし、赤城自然園のある辺りの空も明るくみえた。11時10分前ごろ到着。こんな日に来る人は少ないだろうと思っていたら正門前の駐車場は満車に近い。あきれた。好きな人が多いね。受付に行ったら11時のガイドには間に合いませんという。えぇっ!と時計を見直したがまだ11時前である。なんとガイドツアー出発の集合地点は園内案内図の15番地点で、赤城自然園の一番奥である。まさかね。電話も入れたんだから一言教えてくれてもいいんじゃないかな。


ヤナギラン


 受付の方のお勧めに従ってお花を見ながら炭焼き小屋へ向かう。小さな炭俵がもらえるらしい。途中の東屋できゃらぶきとキノコ汁とお茶のサービスがある。11時のツアーに遅れてしまったお仲間が結構いるようだ。お花はいろいろたくさん咲いているが思いがけずヤナギランや、ササユリに会えたりして楽しい。


ササユリ


 炭焼き小屋には元気なおじさんが3、4人控えていて、5種類ほどあるサンプルからほしいものを選んで番号を言うと、適当な太さの炭(木の枝を焼いたもの)を選んでくれる、自分で必要な本数を決められた長さに切って持って行くと、短冊に切ったきれいな畳表で巻いてしっかり縛ってくれる。一人一つだからお土産二つゲット。


 
シモツケ
 
キョウカノコ


 気にするほどのことも無く時間は過ぎて、1時のガイドツアーに間に合うよう自然生態園の15番スポットに向かう。ナナフシ橋を渡る辺りから11時のツアーに参加した人達が戻ってくるのにあう。霧に巻かれた森を歩く。三々五々1時のツアーに参加する人達が集まってくる。


コナラバヤシ


 15番スポットには参加者が30人近く集まった。担当するガイドさんも女性一人を含む4人ほどが付いてくれた。ガイドさんの紹介があって定刻通りツアーが始まる。ガイドさんは何でもよく知っているがそれぞれ昆虫や小動物が得意の人、花が得意の人、樹木が得意の人、公園を管理をしている人など得意分野があるようだ。


 
ヤマオダマキ
 
ニッコウキスゲ


 赤城自然園の森はすべて人工林なのだそうだ。植林された杉を切って植える木を決めて計画的に作られた森らしい。未公開の場所に萱葺の東屋が3棟あるが、カヤを残すための萱場もあるそうだ。公園内は見学路が決められているが、今日はここに気になるものがあったら、何処へでも自由に入っていいですと言われた。それだけで何かうれしいね。 


 
クワの実                        サンショの実


 クワやサクラの実をみんなで食べて見たり、サンショの匂いをかいだり、サンショの実の中の種が石のように硬いと言うことや、実を付けるのは雌の木だけと言う話を聞いたり、小学生の遠足みたいだね。小学生の参加は1人。ほとんどはリタイア組みたいだったが。


 
 
イワガラミ 


 イワガラミは気根を張って木の幹を登るので絡まずにほぼ垂直に木を登って行けるとか、花の形とかツルアジサイとの違いを教えてもらった。小さなトカゲを捕まえて魔法で動けないようにしてよく見せてくれたり、蟻地獄のウスバカゲロウの幼虫を掘り出して見せてくれたり、ガイドさんも楽しんでいるようだった。 


クモキリソウ


 クモキリソウもまったく目立たない花だが、咲いている場所をちゃんと教えてくれた。暗い大木の下で流石のデジカメでもぶれてしまい、4枚撮って一枚だけ何とかなった。
 一番奥に熊用の大きな鉄の檻の様な罠があった。仕掛けの説明などを聞く。イノシシやたまには熊もかかるらしい。他にはくくりわななどを使って野生動物の駆除を行っているようだ(勿論狩猟免許など資格を持っている人に頼んでいるらしい)。夕方になると鹿などがたくさん姿を見せるし、たまにはカモシカも出てくるそうだ。 


 
 ギボウシ
 
バイケイソウ 


 ちょっと見慣れない花を付けたコバイケイソウがあって、コバイケイソウの花は最後は伸びてこうなるのかなと思ったら、これはバイケイソウの花だと言う。コバイケイソウの花はよく知っているがバイケイソウと言うのは意識したこともなかった。ギボウシも種類が多くてよく分からない。

 たまに霧雨のような雨が上着を濡らすことはあったが、最近連日のように続いた強烈な夕立はなく無事ガイドツアーを楽しむことができた。赤城自然園にはレンゲショウマが嘘のように沢山あって、もうつぼみが膨らみ始めている。国蝶のオオムラサキも出るそうだから7月の開園が楽しみだね。 




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