ときタマ日記 2014年05月08日(木)


箕郷の芝桜・ヒバリ・キジ


箕郷の芝桜公園


 午後から箕郷の芝桜公園に散歩に行く。芝桜の旬はとっくに過ぎているけれど、しばらく行ってないので気になっていたのと、なだらかなスロープが二人の散歩にちょうどいい。シンボルの山桜は流石に散りきって緑が濃くなっていたが、芝桜もほどほどに残っていた。 


箕郷の芝桜公園


 人はいないように見えるが、結構若い人が歩いていたり、たまに大型観光バスが大勢連れてきたり、すこし時期外れでも売店も開業しているし賑わいはあるようだ。


箕郷の芝桜公園


 
ヒバリ


 ヒバリの声がする。芝桜の中にヒバリを見付けた。すぐに舞い上がる。嘴を思い切りひらいて鳴いてるね。


 
              クサノオウ              電気柵に囲まれた芝桜


 山頂の森の中の赤いツツジは満開。駐車場の周りの土手にはハナビシソウやネモフィラが咲いている。今年は菜の花は咲かせたのだろうか。外の道沿いには電気柵がある。公園と野生動物は親しいようでテリトリーははっきりさせなければならないんだね。境界付近にクサノオウがたくさん咲いている。境界の外の荒れ地からキジの鳴き声が聞こえる。


 芝桜公園だけでは少し物足らなかったので、帰りに箕郷のふれあい公園による。ここを一回りしようと思ったのだが、ここも4〜5人の作業員が入って土手の芝刈りをやっている。芝刈り機の音とほこりっぽさで散歩どころではない。車道の橋を渡って公園の川向うの川沿いの農道を散歩する。芝桜公園の裏の荒れ地にキジが居るなら、近くのここにも居るかもしれない。


キジ♂


 そうしたらいたね。後ろから飛んできて私の頭上を飛び越して50mほど先に舞い降りた。近くからいきなり飛ばれて吃驚することはあっても向こうから飛んできたのは初めてだ。彼は一応周囲を警戒してから餌さがしを始めた。私は危険物とは認識されなかった。私もゆっくり近づいたが彼も畑の境界に沿って歩き近づいて来た。2〜30m位かな。シャッター音も気にせず私の前を横切って行った。


キジ♂


にらめっこ


 一段上流の畑の上に登ってから彼は振り返った。しばし私を見つめ一瞬羽を大きく振りながらケンケンと鳴いた。私に対して自分のテリトリーを宣言したのだ。私はキジか?一瞬のことなので撮りそこなった。もう一度鳴けと思ったが二度と鳴かなかった。キジは悠然と河原の土手に消えて行った。


悠然と河原に消えて行った


 どうやら彼は最初から自分のテリトリーに侵入して来た私を見付けてわざわざやって来て、私の前で示威行動をしたみたいだね。そしてこちらが何もしなかったので追い払うまでもない情けない相手と見下して安心して去って行ったようだ。面白かったね。両方で3500程の散歩になった。




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