ときタマ日記 2013年12月08日(日)


群馬の森散歩


 空気がカラカラに乾燥しているのはつらいが、連日天気がよく、からっ風も吹かず、寒くもなく、日々たまたま群馬に住めたことの幸せを感じる今日この頃である。買い物のついでの散歩に群馬の森へ行く。日曜日の群馬の森は天気が良ければ冬でも散歩の人が多い上、県立美術館で県展の書道の展示も行われているので見に来る人も多く、さしもの大駐車場も駐車スペースを探さなければならないほど混んでいる。



 サイクリングコースを自転車と一緒にカッコ良く走る人、真面目に腕を大きく振って歩く人、我々の様にだらだら歩く人、ひとり者、夫婦、子ずれ、それにのんびり日向ぼっこの人、これだけひっきりなしに人がいるとやはり小鳥は出てこない。ヒヨドリだけが騒いで高い木の梢を飛び回っている。


 つめたそうに澄み切った池の水の中に、大小10匹ほどの鯉がいる。近づくと餌くれるのかなみたいな顔してゆっくり寄ってくる。静かに目の前を通り過ぎて行く鯉の顔を見るとあまり期待されていなようだ。


シメ(緊張させたかな)


 公園を井野川べりまで通り抜け、公園専用の車道の歩道を歩くと、ここは歩く人が減る。小鳥の気配はしないが探すといたいた。黒い小さな実のなる木の梢にシメが一羽いた。シメは群れる鳥だが一羽だけの時も結構ある。ここはこの木の実があるので会える確率が高い。


シメ(何時ものように黒い木の実をむぐむぐ食べている)


 シメを見ていたらカワラヒワもやって来た。こちらは6〜7羽の群れで来た。こちらも細い木の枝の先に着いた小さな木の実を食べているようだ。木の実と言えばドングリ位しか知らないが、こんな小さな鳥にも食べやすいいろんな木の実があるんだね。  


カワラヒワ


 頭の真上の梢の鳥は明るい空がバックでなかなかすっきり撮るのが難しい。そう言えば昨年はあんなにたくさん出て来たシジュウガラやヤマガラに会えなかった。一番ポピュラー小鳥なのにね。往復約6500歩の散歩になった。


カワラヒワ





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