かみつけの里公園

　先日カレンダーを買いに箕郷の関口コオ美術館に行く。帰りに途中の上毛野はにわの里公園を散歩する。ここは大型の前方後円墳二基が復元保存され公園として整備されている。出土品などを展示するかみつけの里博物館や土屋文明記念文学館もあり、散歩するにはいいところである。西側の外れには井野川の支流も流れていて鳥見にも向いている。

　めったに来ないが二子山古墳の周辺は来るたびに整備が進んできれいに公園らしくなっている。石葺きのいかめしい姿に復元された隣の八幡塚古墳より、草山になっている二子山古墳の方がやさしく親しみやすい感じで、散歩にも向いている。その先にもう一基薬師塚古墳というのもあるらしいがそこまで歩いたことがなく、どのような状況かは分からない。今度行ってみよう。

　二子山古墳の外周の道沿いの畑の中にスズメが群れている。この時期スズメは畑や河原などの広い所に集まって大群で暮らしているらしい。庭にもたまに二三羽遊びに来るが今は住宅地ではあまり見かけない。

　川沿いの道を歩いてみるとアオサギがいた。大きな鳥である。川の水は澄んで浅く流れも穏やかなので小さな魚が泳ぐのが見える。アオサギはそれを狙っているのだろう。大きなコイも悠々と泳いでいる。

　セグロセキレイやハクセキレイは芝生が好き？キセキレイは川岸が好き？キセキレイは小川でしか見たことがない。

　クコの実がたくさんなっていた。例の栴檀の木の実もたわわになっている。金の玉を付けたカラタチの畑の垣根もあるよ。

　昨年少し下流の浜川運動公園を歩いた時もキセキレイとイソシギに遇っているから、キセキレイとイゾシギはこの川の常連なんだね。イゾシギ上から見るとよく太っているね。これから寒くなるからね。