ときタマ日記 2013年08月18日(日)


赤城自然園


コオニユリ


 例によって猛暑。例によってもう10時を過ぎている。散歩に赤城の上まで行くのは大変なので赤城自然園に行くことにした。方向が反対の高崎側に寄り道したので、高崎ICから高速道路で行ってみる。赤城ICから赤城自然園に行くのは初めてなのでナビをセットしナビ任せ。ICを下りて近くの交差点の角にお蕎麦屋さんを見付けてお昼にする。道なりに走って一度だけ左折して赤城自然園に着いたのでこれは分かりやすい。


カクトラノオとクマバチ


 カクトラノオは花壇の花。シャクナゲ園は花壇の花で一杯。大きなクマバチ(クマンバチ:子供の頃はそう言った。)が花の周りを忙しく飛び回って蜜を集めている。


セミの抜け殻


 今年もヤマユリの時期は行き損ねてしまった。もう大きな子房が育っている。ヤマユリの葉の裏にセミの抜け殻が付いていた。セミは鳴いているが、賑やかというほどではない。大きな森なのにまったく鳴いていない場所もある。


レンゲショウマ


 レンゲショウマはもういいというほどたくさん咲いているが、雰囲気のあるきれいな写真を撮るのはなかなか難しいね。時期的にはもう終わりのようだ。


   
  キツネノカミソリ  


 キツネノカミソリは今が旬の様でたくさんまとまって咲いている。誰が名前を付けたのか何か物語でもありそうな面白い名前だね。


   
  コバギボウシとオニヤンマ  


 オニヤンマが飛ぶ場所が2か所ほどあった。見ていると自分の縄張りなのか同じようなコースを何度も周回している。止まってくれないかなと指をくわえて見ていたら、なんと道端のコバギボウシの花に止った。最初は遠くから、少しずつ距離を詰める。何度か飛んでしまったがおとなしく待っているとまた帰って来る。撮ったあ!やったね。好きそうなおじさん達も何人かよって来たよ。八島ヶ原湿原のアサギマダラと一緒だね。


 今の赤城自然園結構いろいろ咲いている。トップに載せたコオニユリのほかにも目立つものだけでも、オミナエシ、(オトコエシというのもあるんだね。)、ノカンゾウ、フシグロセンノウ、タマアジサイ、ツリガネニンジン、キキョウ、ツルリンドウなどなど、カメラを向けていれば退屈はしない(散歩にはならないかも)。なぜか蝶が少なかったのが残念。何年か前の夏は蝶がたくさん居て今回も楽しみに行ったのだが。 


 昆虫館の前のベンチで休憩。ずっと大木の木陰を歩けるとはいえ、歩けば暑い。しゃがんで花の写真を撮って立ち上がったら立ち眩みしてしまった。やばい、やばい。ちゃんと休憩して水分補給しなくてはね。

 この木陰のベンチで品のいいご夫婦と一緒になった。千葉県から近くの温泉との組み合わせで年に二回ほどここへ来るそうだ。春はヤシオツツジ、シラネアオイ、ヤマシャクヤク、今はレンゲショウマを楽しみに来たとのこと。本当の自然ではないがそれなりによく管理されているのがお気に入りとのことである。この方、今年退任されたそうだが大変高名な大学の先生でした。恐れ入りました。失礼しました。名前を入れるだけで14000件ヒットしましたよ。 遠路遥々、わざわざここへ? なにか嬉しいなあ。  今日は約5700歩の散歩でした。





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