ときタマ日記 2013年01月19日(土)


マガモ:ノスリ


離 水


 水辺に何時ものようにマガモがいたとしても正直心躍ったりはしない。何時ものことだから。しかし一打ちごとに身体に着いた水滴を玉のように飛ばしながら離水していくマガモは、普段水辺でののそのそ、もたもたした様子とはまるで違い、ダイナミックな力強さと美しさに満ちている。僕らに陽だまりのうたた寝を邪魔されて、場所を変えただけのことだけれど、大地と水のくびきを絶ってそらに浮くためには全力が必要なんだね。19日は箕郷の中央公園と鳴沢湖の周りを歩いた。


空気に乗ってしまえば、もう力を抜いて降りる場所を測っている。


この辺でいいかな。狩猟期間中だからね、用心深いんだ。


獲物を狙うノスリ。
多い時で3羽が同時に飛んでいた。


 箕郷中央公園の脇は烏川の支流白川が流れている。まだかなり川幅があって河原や対岸の大木にはスズメやカワラヒワ、ホオジロなどが群れている。上空にはそれを狙うノスリが飛んでいる。それを追っていたら対岸の森の上にもう一羽飛んでいるのを見付けた。そしてさらにもう一羽。それぞれ高度も方向も違うので一緒に撮ることはできなかったが、同時に3羽のノスリが飛んでいた。ファミリーかもしれないね。


ノスリを追っていたら小鳥がファインダーをよぎった。


 ノスリが出たら小鳥は隠れてしまうのかと思ったら、ノスリを追っている視界の前を小鳥がよぎったのが偶然写っていた。カワラヒワみたいだけど不注意な小鳥も居てくれないとノスリも困るだろうからね。 でもノスリも見逃したみたいだよ。




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