ときタマ日記 2012年03月22日(木)


ぐんま昆虫の森の野鳥


カケス 


 カケスのひどい鳴き声は山裾を歩いているとあちこちでよく聞くことがある。高い梢で何羽かの影が動くのを見ることもある。しかしなかなかいいところに出てきてくれない。この時も昆虫観察館の近くの梢に飛んできてあっという間に飛び去ってしまった。なんとかファインダーに捉えて何枚かシャッターを切ったが見られるのはこの一枚だけ。でも運がよかった。


 昆虫観察館の周辺は広い森と、かやぶき民家、桑畑、水田、池、原っぱなど里山をイメージした自然公園になっている。夏は昆虫好きの子供天国なのだろうが、冬場はじじばばの散歩にちょうど良い。野鳥も多く月に2回位の割合で探鳥会も行われているようである。


 ノスリ


 昆虫観察館からかやぶき民家への道を登っていたら、原っぱでカラスが二羽騒いでいる。見ると目線の高さを鷹が飛んでいるいる。首から腹にかけての模様からノスリらしい。カラスを威嚇して鋭くなく口も足も黄色で幼鳥のように見えた。


ホオジロ


 歩いていると歩く先から小鳥の群れがパラパラと逃げ出す。ホオジロのようだ。ツグミもいる。キジのけたたましい鳴き声もする。森の中ではコゲラにであった。散歩しながらの探鳥は鳥と遇えるかどうかは運しかないが、ここは確率が高いような気がする。


 
アヅマイチゲ   フクジュソウ


 野の花もある。帰りがけにIDカードを下げた方(会員さんかなあ?)が、昆虫展示館の昼休みの職員さんをアズマイチゲに案内すると言っているので、一緒に連れて行ってもらう。目の前の森の丘を越えなければならなかったが、森の中に節分草の咲き残り、カタクリ(まだ葉っぱだけ)、フクジュソウ(まだ元気)の咲くところ、アズマイチゲが咲いているところ(残念ながら曇りで低温だったため花が開いていなかった)を案内して頂いた。



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