ときタマ日記 2012年03月20日(火)


ハジブトガラス


二人でなにしてるの?


 公園の隅で嫌われ者のカラスの夫婦が何かしている。よく見ると造園で使われる棕櫚縄を引っ張ってちぎっているのだ。棕櫚縄も落ちていたものではなく、横の古い竹垣の弱そうなものをつっついて外して来たのだろう。カラスならやるよね。おそらく彼らの巣はもう完成に近付いて、産座作りの段階に入っているのだろう。柔らかで耐水性のある丈夫な巣材が必要なのだ。人間達の悪評なんてカラスには何の関係もないよね。頑張れ。


 オスが引きちぎった棕櫚縄をメスも拾って、さらに細かい繊維になるまでほぐして巣に持って帰る。必要なものは二人で協力して計画的にちゃんと手に入れる。針金ハンガーだけじゃないんだね。  
   


 
バラ園の紅梅   白梅


 今、敷島公園のバラ園はバラに肥料を入れる作業が行われている。紅梅と白梅とサンシュウユが咲いる。それにしてもあの広いバラ園を一回りして、目にとまった鳥はカラスだけなんて・・・・。




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