ときタマ日記 2012年01月15日(日) 


飛翔三態 トビ ノスリ カワウ





ト ビ


 先日の雪の地蔵岳の上を本当に気持ちよさそうにゆっくり飛ぶトビ。何時も明るい空をバックに黒っぽい影しか見ていないので、雪の反射で別の鳥かと思うほどきれいに見えた。何処でどんな生活をしているのかよく知らないが、赤城山の南面にはたまに吃驚するほとたくさんのトビが集まって飛んでいる時がある。


ノスリ


 ノスリはトビよりはやや小型だが、羽を広げると1.3m位になる正真正銘の猛禽だという。100mは有る川の対岸の上空で、羽ばたきもせず輪を描いてゆっくり上昇しながら獲物を探している。200mmのズーム一杯では、カメラのバックモニターで見るとゴマ粒位にしか写っていないが、拡大してみるとノスリであることが分かる程度の情報は、ちゃんと写っている。フィルム時代では考えられないことだね。  
     


カワウ 


 マニアックな航空ファンに人気のA−10という米軍の現役の地上攻撃機がある。最新のステルス戦闘機のようなカッコ良さではなく、機能一点張りの武骨で現代離れしたカッコ悪さに、風車に突撃するドンキホーテを見るようなノスタルジーを覚えるのかもしれない。撮っている時は思いもしなかったが、頭上20mほどの所を一生懸命羽ばたきながらUターンしていくこのカワウの写真をあらためて見て、A−10そっくりだと思った。今風に言えば”きもかっこいい”と言うのかも知れない。



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