ときタマ日記  2011.05.29(日)



シザンサス


シザンサス


 シザンサスは毎年11月頃、好きな方から苗で頂くが、寒さに弱く外で越冬させるのが難しい。庭の花は妻の領分で毎夕霜が当たらないよう、軒下に入れたり、ビニール袋を掛けたりするが、寒さに負けて枯れてしまうものが多い。だが一本でも残れば4月から5月にかけて、弱々しく縮んでいた苗がぐんぐん成長し、枝分かれし何百という花を付けて報いてくれる。今年は窓辺で育てた一鉢を含め10本程生き残った。コチョウソウという和名があるそうだ。


 
 シザンサス    春のベランダ


 ほこりっぽく色彩に乏しい冬が過ぎ、4月になれば小さな庭にも嘘のように瑞々しい緑が芽吹く。シザンサスが咲く頃にはベランダ(濡縁)も、ひと時春の色と香りに包まれる。




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