ときタマ日記 2011年05月17日



赤城山のアカヤシオ


荒山北斜面のアカヤシオ


 今日はきり絵展の看板を作って頂いた看板屋さんに謝礼を持って行き、これで会のきり絵展の後始末も完了。お陰様で初めての会場で300人位来て下さるかなと思っていたら、会場が良かったせいもあって、ついでに入場された方を含めると、4日間で1300人を越える人達に私達のきり絵を見て頂いた。心から感謝である。

 家に戻ったらまだ10時、心身ともにへとへとだが、お天気も持ちそうなのでストレス発散に二人で赤城山に向かう。前橋の街から赤城山は全く見えない。車で麓をのぼり始めた頃から空模様がおかしくなり、風が吹き始め蕎麦屋の幡が吹きちぎられそうにはためいている。局地的な前線の通過のようだ。箕輪に着く頃は雨も降り始めた。だがなんと箕輪の駐車場には観光バスが5台も駐車している。荒山のアカヤシオを見に来たのだろうか。登っているのだろうか。

 今年は山にはほとんど登っていない。その上まったく付いてない。赤城山に二度来たが二度とも吹雪のような天気だった。そして今日もこのありさま。”そうかい、そこまでやる気かい、面白いじゃないか、とことん付き合ってやるぜ”なんて粋がって、雨の赤城山を駆けのぼる。新坂峠は気温6℃、山の上はまだ冬である。


 鳥居峠の駐車場は雨の中。でもアカヤシオが咲いているのは見える。待機中の車が4、5台駐車していた。車の中でコンビニのおにぎりとケーキを食べて、お茶を飲みながらのんびり雨が上がるのを待つ。  
    鳥居峠に着いたらこんなんでした。
フロントグラス越しのアカヤシオ。


   
鳥居峠のアカヤシオ    


 雨が小ぶりになった。鳥居峠の篭山側の斜面はアカヤシオで一杯。車の中の小父さんや小母さん達も外へ出てくる。雨具に身を固めたカメラマンも篭山へ登って行く。僕らは雨具もスパッツも持って来ていないので最初から登るのはあきらめた。


昨年は山下りした利平茶屋側の尾根も花が一杯。


   帰りに撮った荒山の北斜面の写真を拡大してみると、山頂や稜線にも赤い花が見える。今日箕輪の駐車場から大型バスで来て登った人達は、雨歩きにはなったかもしれないが、期待通り咲きたてのアカヤシオに会えたのではなかろうか。
 一杯清水の崖の上もアカヤシオで彩られ、下る時はもう青空が見えていた。
一杯清水の対岸の崖    






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