ときタマ日記 2011年02月01日



タミフル・ピラカンサ・ツグミ


ピラカンサの実を食べるツグミ


 一週間ほど前、喘息っけのある妻がのどが痛いと言いだし、熱を出してしまった。医者に行ったら今度はただの風邪ではなく、インフルエンザだと言う。二人でインフルエンザのワクチン打ったのにね。タミフルを5日分貰って飲んだらすぐ熱も下がり元気になったが、まだぐずぐずしている。テレビではウィルスを家に入れないように、外出から帰ったら手洗いとうがいの徹底、なんて言っているが、ウィルス源と一緒に生活しているのでは、間違いなく今度はこちらだと覚悟していたが、幸いまだ症状は出ていない。ワクチンが利いてくれるのを祈るばかりだ。


 先月(もう二月なんだよ!)の中旬、朝起きたら庭でヒヨドリが大騒ぎしている。よその家の柿の実も食べつくしたのか、ピラカンサの実を食べに来たのだ。そっとのぞいてみたら、木に居たのはムクドリのつがいだった。しばらくしてまたのぞいたら今度はツグミが来ている。今公園に行くと広い芝生の上にツグミが点々といて、縄張りを主張しているが、食事は意外と身近なところに食べにくるらしい。それにしても2羽というのは、もうつがいになったと言うことかね。それとも繁殖に関係ない若鳥だろうか。いずれにしろその後はヒヨドリが舞い降りて、一日でほとんどの実を食べつくしてしまった。電線の下の道路は糞だらけ。ピラカンサは昨年11月にはもう真っ赤な実が熟していたんだよ。なんで今日なんだろう。  
    昨年11月のピラカンサ


 ピラカンサは自由に伸び放題伸びたい木なのに、狭い我が家の庭に植えられたばかりに、毎年強剪定され、樹盛が弱ってしまったのか、昨年虫(おそらくカミキリムシ)に入られ、樹皮の下はザクザク、根元にも大きな穴があいている。徒長枝も伸びなかった代わりに、自分の寿命が尽きないうちに子孫を残そうとしたのか、例年になくびっしり実を付けた。鳥の落としたピラカンサの種が何処かで芽生えてくれればいいね。誰も手入れしない広い河原の藪の中かどこかで。




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