ときタマ日記 2010年11月25日



赤城晩秋


トビの群れ


 今日は一日暖かかった。前橋市街から赤城山は全く見えず、夏と同じように湿度が高かったようだ。赤城南麓の嶺公園あたりはもう紅葉も終わって、葉も落ちたのかなと思っていたら、落ち葉はふり積もっているが紅葉も残っていて、鳥と会うにはまだ季節が早いようだった。だが前橋の空で暖められた空気が赤城山に沿って昇るらしく、その上昇気流に乗って数十羽のトビが悠々と空の高みへ昇って行くのが見えた。このトビ達一体何食べてんだろう。


 のんびりしていたら、榛名の方からドンという大砲?の音が響いた。そしてまた一発。北朝鮮の無茶な韓国延坪島(ヨンビョンド)砲撃事件を受けて、菅首相が閣僚に対し、”どのような事態にも対応できるよう、万全の準備を整えるよう命じた”そうなので、相馬ヶ原の自衛隊も、何もしない訳にはいかず、大砲が撃てるかどうか試してみたのかもしれない。
 菅首相を見ていると、ご自身がとてもそんな準備を想定していた人には見えないが、日本国民の大方も同様だろうから、この尖閣、北方領土、北朝鮮の砲撃が続けさまに今起こったことは、日本国民の意識や意思、覚悟の議論の発端になることは確かだろう。防衛大綱も近々決まるらしいが、この状況でさらに防衛費を減らすことは困難だろうから、国の経済はますます追い込まれるね。
 
    残っていた最期の紅葉



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