ときタマ日記 2010年04月08日



高崎白衣大観音


高崎白衣大観音


 やっと解放されて、お天気のいい今日は二人でちょっとお花見に久しぶりの散歩。桜はどこにでもあるから、ただ見るだけならお花見じゃないのかも知れない。近くなら前橋公園がきれいに決まっているが、趣向を変えて高崎の観音山公園に行くことにした。とにかく前橋に来て45年ほどになるが、観音山には2度か3度位しか行ったことがない。観音様のお姿は嫌いではないが、周囲に魅力を感じなかったからだろう。鳥が好きで野鳥の森が有ると聞いて一度行ったことが有るが、二度と行く気にはならなかった。尾根続きの山名の根小屋城址には何度も行っているのだから、よほど気に入らなかったのだろう。何十年かぶりに変化を見に行った。


   山頂の駐車場(有料)に入れると、ほぼ満車状態だったが、崖の下に広い駐車場が2段ほどあって、駐車スペースは十分ある。その周りに植えられた桜が一番まとまって咲いているようだった。
 まずは観音様に向かう。舗装路を外して銅像のある丘を越える。観音様が正面からよく見える。
まだ五分咲き?    


 舗装路に降りてお土産屋さんの前を登ると、観音様の横の千体観音堂。この道は観音様の散歩コースらしく足跡が残っている。観音様のお姿はどこから見るのが一番きれいか、散歩の間あちこちから眺めて写真を撮ったが、やはりこの千体観音堂の前からがいいようである。  
    観音様の散歩コース


 
千体観音堂   千体観音堂の灯篭


   千体観音堂と脇の大師堂にお参りして、観音様の周りを一回り。桜の木の下で逆光の観音様を撮っている一眼レフの一団がいた。流行りのダイヤモンド観音様かなと思って真似して覗いてみたら、観音様に後光がさしている。なるほどね。真似して撮ってみたが少し遠慮したので、後光の位置がずれてしまった。こういうのは遠慮しちゃだめだね。
 桜と後光のさす観音様    


 観音様は内部を肩まで登ることができる(有料)。前来た時登っているので様子はわかっていたが、天気が良く遠望が利きそうだったのでまた登ってみた。体内には仏様がたくさん祭られていて、全部にお賽銭を入れようと思ったらかなりの小銭が必要である。有料だけあって体内はきれいに保たれていた。小窓がかなりたくさんあるので、高い所から四方を見ることができる。ただし窓は小さいしガラスは汚れているから、期待しないほうがいいかも。  
     観音様から榛名山


   お土産街を抜けて吊り橋まで歩いて見る。以前上野村の不二洞の前に似たようなとてつもない吊り橋ができて吃驚したことがあったが、群馬に僕が知るだけで二つあるのなら、日本中には100本や200本、こんな橋が有るのだろう。能天気な世の中である。出来てしまえば喜んで渡るのだからこちらもこちらだが。吊り橋の尾根の先には染料植物園の豪華施設が見える。今日の散歩はここまでにしよう。
吊り橋(ひびき橋)    


 
 ミツバツツジ    ヤマブキ





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