ときタマ日記 08年07月31日



褄黒豹紋


ツマグロヒョウモンの幼虫
凶悪そうだが無毒無害だそうだ


 先日ふと気がついたら春先に可愛らしい花をつけたスミレの葉が、いつの間にか食べつくされて筋だけのボウズになっている。探したらいるいる、赤筋に棘だらけの凶悪そうな毛虫が10匹ほど見つかった。早速調べたらツマグロヒョウモンの幼虫らしい。最近の温暖化で生息域を北上させている代表選手だ。1980年代は近畿以西、1990年代には関東南部、そして2000年代は関東北部の我が家の庭にもやってきたという訳らしい。そう言えば最近庭にヒョウモンチョウがよく来ていた。赤城山あたりから下りてきたのかな思っていたが逆だった。スミレが食草とは知らなかった。


蛹になる準備
バラの枯葉に尻尾でぶる下がっている。
いつの間にか見事蛹に変身
枯葉がぶる下がっているとしか見えないね。


幼虫のミーティング ツマグロヒョウモンのメス
用心深く中々いいところにとまってくれない。


 幼虫は見ているとじっとして居るようだが、いつの間にか一株に8匹も集まってミーティングしていたり、またしばらくしするとかなり遠くのスミレの株に分散していたり、居なくなってしまったり、動きは活発なようだ。成虫はたまにやってくるが用心深く、中々写真の撮り易いところにはとまってくれない。さてバラに付いた蛹、どうしよう。また家の中に保護?しようかな。


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