ときタマ日記 08年04月05日



桜 花


桜とシバザクラ


 北関東自動車道が延長されて、孫に会いに行くのが楽になった。その上ガソリンが安くなって、インターの出口のすぐ近くには、こんな立派な花の公園まで出来た。いいことばかりだが、誰もそれで済むとは思ってないよね。今に付けを払うときが来る。特に年金だ医療だほとんどの付けを今の中高年が払うことになるかも知れないね。この空々しく飾られた美しい公園を見て、そんな漠然とした不安を抱く中高年は少なくないだろうね。だけどこの世界の、どんな満ち足りた国を含めても、老後に漠然とした不安を持たない中高年がどれほど居るんだろう。どの道、老後に等しく残されるのは病と死しかありはしない。じたばたしても始まらない。この我等が築いた太平の世に、心静かに自ら満ち足りた時間をすごそうではないか。我々はもう充分生きた。国の再建も充分すぎるほど成った。一生懸命働いて責任は果たしたよ。戦争に逝った父や叔父や兄達のような後顧の憂いは我々にはない。そのときが来たら潔くいこうじゃないか(大丈夫かいな)。あの戦後の生活を考えれば国が破産しようが食料自給率が40%だろうが、子や孫が飢えることは絶対にない。こんな立派なサツマイモの栽培地が各地に一杯あるじゃないか(つくづく俺の発想は貧しいなあ)。





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