ときタマ日記 07年01月30日


木馬瀬の福寿草


フクジュソウ


 二回続けてフクジュソウと言うのもいかにも能が無いが、これは上増田木馬瀬のフクジュソウ。自生地として松井田町指定天然記念物になっている。村では毎年フクジュソウ祭りで賑わうらしいが、臨時駐車場の畑の奥の直径20m程?の墳丘状の丘に、全部数えても50株あるか無しか?で、何時も何時絶えてしまうかと、心配しながら見に行く。少し小ぶりでみどりがかった花弁が地味で自生種らしい雰囲気がある。その僅か一回り15分ほどの周囲に、古い祠や、石仏、石碑が立ち並ぶ場所が3箇所もある。昔の村道のあちこちに安置されていたものが、車道の整備と共に集められたものだろうか、増田川沿いの一番奥まった木馬瀬の集落には、まだ昔の山村の面影を残す場所も無くはないが、今その故郷の風景は、これらの集積された石仏達からイメージするほかはない。


木馬瀬の石仏たち フラワーハイランドのロウバイ


 今年は暖かいので紅梅も早く咲くのではないかと思って、秋間のフラワーハイランドにも寄ってみた。咲き出している木もあったが、ほとんどはまだ咲いていない。寒紅梅と言うだけあって、厳しい寒さに会わないとむしろ遅くなるのだそうだ。今年は二月半ばだという。替わりは見事なロウバイで我慢した。陽当たりのいい山懐を一回りして、お土産に寒紅梅の一枝を頂いて帰って来た。



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