ときタマ日記 06年10月26日


庚申七滝の紅葉


庚申七滝の紅葉


 庚申七滝は銀山平から庚申山に向う途中の一の鳥居近くにある何段にも落ちる小さな滝である。ここまで車の入れる林道があるが、この林道は今、銀山平のカジカ荘のすぐ先にゲートがあって、その手前の駐車場までしか入れない。そこから七滝まで歩いて約1時間半かかるが、ここも紅葉の綺麗な所で、かっては30分登った所まで車で入れたので、紅葉シーズンの土日などはかなり賑わった。最近はご無沙汰なので分からないが、歩いた感じではほとんど人に会わず、公園風に手入れされた七滝も、周遊コースの橋は落ちて通行止めになったままで、かって真新しかった休憩所のベンチも古びて落ち葉がつもり、草も伸び放題だった。二人だけで静かに紅葉が楽しめたと言えばそうも言えるが、一旦人の手の入ったところが中途半端に寂れているのは何か侘しいものである。ここは楓の多いところだがまだ緑の葉が多く少し早かったようである。
 帰りに建て替えられてから初めて星野富広美術館に寄ってきた。建物は目立たないが駐車場や前庭が整備されて奇麗になった。草木ダム湖を見下ろしながらゆっくり寛げる喫茶ルームも出来て一休みに丁度良い。




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