ときタマ日記 06年01月06日


想夫恋


ソウフレン


 人生を達観した一休さんは正月はめでたくもありめでたくもなしと言ったが、人生に未練のない人には人生について考えたり悟ったりはできないよね。
 想夫恋(ソウフレン)は白いサザンカだが、白い花の縁がほんのりピンクで如何にもと言う感じのする可憐な花である。並べて植えてある生垣の名残のピンクのサザンカは、木枯らしが吹けばそれこそはらはらと散ってゆくが、このサザンカは散らない。ツバキのように花ごと落ちもせず、カラカラの茶色の花殻になるまで枝にしがみついている。
 何はともあれ今年もよろしくお付き合いお願いします。



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