ときタマ日記 2014年07月01日(火)


行田の古代蓮の里とオオタカ(幼鳥)


 行田の古代蓮


 赤堀の蓮園を見に行ったのはもう一昨年のことで、その時行きそびれた行田の古代蓮の里へ古代蓮(行田蓮と言うらしい)を見に行く。近くのさきたま古墳公園は行ったことがあるがハスを見に行ったのは初めて。ハスの花はちょうどまっ盛りでたくさんの人が見物に来ていた。世界のハスや湿性植物も見られて散歩にもちょうどよい。ただし日差しが強いから暑い。


  行田の古代蓮


 園内にランドマークの様な高さ50mの展望タワーが立っていて、エレベーターで簡単に登れる。田んぼの真ん中だから360度の展望で条件が良ければスカイツリーや富士山、浅間山、赤城山、日光の山、筑波山などか見えるらしい。残念ながら霞んでいて何も見えなかった。秋にはすぐ下の田んぼに稲による地上絵が出現するそうだ。


  行田の古代蓮


 古代蓮と言えば大賀蓮のことかと思っていたら、行田の古代蓮(行田蓮)と大賀蓮は違うらしい。行田蓮は行田で出土して開花したものだと書いてある。ハスだけでも撮り過ぎてしまうが、ミズカンナ、ミズアオイ、アサザ、スイレン、コウホネなどつい写真ばかり多くなる。


 白い蓮


 赤とんぼ(ショウジョウトンボ♂でしょうかね)


 ついでにさきたま古墳公園も歩いた。前にも見ているがさきたま史跡博物館の国宝展示室を覗いて来た。ここには本物の国宝が展示されていて、ストロボを使わない、ガラスにレンズを密着させないなど簡単なルールを守れば自由に写真撮影もできるのもうらやましい。


 
 国宝金錯銘鉄剣(表と裏)
拡大すると金象嵌の文字が一字一字鮮明に見える。


行田のオオタカ


オオタカ(幼鳥)


 行田の散歩の途中で偶然オオタカの幼鳥に出会った。先日前橋の市街地でオオタカが子育てをしているという情報を頂いた。妻と散歩がてら2度行ってみたが巣の場所は全く分からない。2度とも見に来ている人も誰も居ない。誰か場所を知っている人が一人くらいは見に来ていて、教えてもらえるだろうと思っていたが当てが外れた。しかし素人がちらっと探した位で巣の場所が分かったり、ズラリと三脚が並ぶようでは、オオタカの子育てはおぼつかないだろうと思う。あると分かっていて二人で探しても見つからない。それはそれでよかった。元気なヒナが育つのを祈るばかりである。 


オオタカ(幼鳥)


 たまに親が心配して子を呼ぶのか、子が親に餌を要求しているのか分からないが、3羽ほどが鳴き交わしている。写真に撮れたのはそのうちの1羽でまだ巣立って間もない幼鳥だと思う。まさかトビじゃないよね。


オオタカ(幼鳥)


 まだ恐れを知らないのか距離があるので安心しているのか、逃げようともせずにこちらに興味を持っているようだ。大きな足の爪と鋭い視線は流石猛禽の貫録。オオタカも人間のテリトリーに居た方が生活しやすくなっているのだろうか。向こうから近付いて来ているような気がする。これも熊やイノシシと同じで里山の消滅と関係があるのだろうか。 




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