2017年08月27日(日) 地蔵岳・覚満渕 赤城山



 連日天気がすっきりしない。今朝は地区の公園の草刈りがあって早起きしたので、終った後に赤城山に出かける。曇りで赤城山も見えないが、少しは歩こう。近くで涼しい所と言えば赤城山しかない。最近赤城県道で頑張っているヒルクライムのサイクリストが増えたから、気を遣いながら走る。姫百合駐車場は荒山や鍋割山に登る人の車であふれそう。



   コース:八丁峠駐車場11:05→地蔵岳山頂11:55-12:40→八丁峠駐車場⇒ビジターセンター前の駐車場→覚満渕一周13:35-14:20


 八丁峠から忠治温泉の方へ下る道は崖崩れで通行止め。
地蔵岳山頂    


 新坂平辺りまで行って何時もと様子が違うのに気が付いた。今日は大沼を周回するマラソン大会当日だった。湖岸道路は交通規制で一方通行。一車線は走っている人で埋め尽くされている。駐車場は何処も一杯。それでも車の渋滞はなかったのが救い。小沼の駐車場も一杯でトイレだけ借りる。地蔵岳登山口の駐車場に何とか車を入れた。賑やかな子供の声、同年代の元気老人たちのグループ。地蔵岳を登る人の多さにも吃驚したが、マラソン大会で黒檜山をあきらめて回ってきている人が居るんだよと誰かが言っていた。


 
濡れた木道を登る   キオン



 赤城山もだいぶ雨が降ったらしい。大したことはないが流れ出した土砂や削られた赤土の崖が生々しい。濡れた木道を登る。


 
ウスユキソウ    ぼんやり現れた小沼


 下って来たグループの人達が小沼が見えたと言って喜んでいる。朝はもっと霧が濃かったらしい。確かに遠くから初めて来る人は、何も見えなかったらがっかりだよね。小沼の風景だって見たかったに違いない。


 
マツムシソウ   ソバナ
 
ハクサンフウロ   ウツボグサ
 
紅葉の始まったオンタデ   キオン 


 ここの小さな林の中のジグザクは何回曲がるのだろう。4回?5回?、あまり気にしたことはなかったのにね。お花を探しながらようやくたくさんの人のいる山頂へ登りつく。


   
山頂:何時もの山は見えない。    
 ちょうど12時だから、何処もお昼を食べる人達で一杯。今日は僕が公園の草刈りの間に妻が用意した、何時もの鮭のおにぎりに、卵焼き、ウインナに、瑞々しいきゅうりの塩もみ、皮をむいて持ってきたナシを食べて、のんびりする。眠くなるようなのんびり日和。家にいても何時も眠いんだけどね。医者に聞いても歳のせいらしい。  


 子供たちがぼんやり見える向かいの黒檜山にヤッホーと呼ぶ。こだまは返ってこない。それで後ろの親が小さな声でヤッホーとこだまを返す。近くの小母さんが昔は山へ登ればヤッホーだと思わされていたけど、山に登ってみると今は誰もヤッホーって言わないね。と言っていた。そうだね。

 
   小沼、銚子の伽藍、歩き始めた登山口、普段は枯れているのに今は水がいっぱいの血の池が見えていた。
山頂の尾根の先から    



 
 オンタデ   キオン
 山頂でも近くで食事をしていた山登りのグループらしい人達に道を譲って、その後について下る。滑らないようにね。けつまずかないようにね。ゆっくりゆっくり。


覚満渕


 車で覚満渕に回る。マラソン大会は終わっていて、ビジターセンター前の駐車場も空き始めていた。


   何探してるの?
 カモが逆立ちして餌取り   


 蝶はこれ(イチモンジセセリ)ばっかり。アサギマダラも期待して来たのに、ヒョウモンチョウもいない。


イチモンジセセリとオオチャバネセセリ   
  イチモンジセセリ
イチモンジセセリ 


 
アケボノソウ
 
ワレモコウ   ゴマナ
 
リンドウ   ミゾソバ


 山頂でも下りでも一緒だった山登りグループもやって来た。我々は車で来たが歩いて下って来たんだね。


  覚満渕の木道


 覚満渕を一回りして帰る。5羽の人慣れしたカルガモのヒナ(もう一人前)が元気に育っている。堰の上の飛び石を占領して、渡ろうとする人に文句を言っている。


 
     マルバダケブキ 
   
ノコンギク   カワラナデシコ 





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