池の平・三方ヶ峰

　もう歩けるところなんて限られているから選択肢なんてない。池の平なら歩けそうだしコマクサも咲いてるかもしれない。あそこならなにか咲いているよ、と出掛ける。

		コース：池の平Ｐ11：30→鏡池11：50→三方ヶ峰12：15→見晴岳12：55-13：25→雲上の丘13：55→池の平Ｐ14：30　（所要時間３時間００分）
雲上の丘

　地蔵峠はいまレンゲツツジの見頃で駐車場は一杯。我々は池の平の駐車場まで上る。予想外に駐車場は混んでいて、もう料金の徴収もしっかり行われている。

　風もなく天気も上々。ただし、青空が見える割には陽は当らない。浅間山の方から次々湧いて流れる雲が何時も太陽を隠している。日に焼けずに助かる。のんびり行こう。出だしは下りだから快調。それにしてもお花は全く咲いてないね。

　湿原を横断して鏡池で小休止。三方ヶ峰へのろのろ登る。少しは期待したシャクナゲも全然咲いてない。イワカガミとミツバオウレンがちょうどいいようだ。タケシマランが二種？同じ所に咲いていた。秋には赤いきれいな実を付けるらしいが見たことはない。

　三方ヶ峰の稜線に抜けると今日は北アルプスがはっきり見える。大当たり！。これだけでよかったね。こちらは相変わらず日が当らないが向こうは快晴らしい。残雪が陽光を跳ね返している。

　頑丈な金網の外のコマクサは咲き出したばかりで、遠くて小さい。もの足らないがしょうがない。

　コマクサあまり咲いてないね、なんて話していたら、同年代の男性と一緒になった。見晴岳までご一緒。コマクサやアツモリソウの盛衰記、小谷村から雨飾山、戸隠、草津白根周辺の山菜事情（ギョウジャニンニクやネマガリダケ）などよく知っていて話してくれた。年をとるとそう言う話って話したいんだよね。

ピグミーの森

　盛りのイワカガミとミツバオウレンがたくさん咲いている。マイズルソウで埋め尽くされたような場所もあるが、花はまだ咲いていない。花好きの小母さんグループと笑顔ですれ違う。　

　雲上の丘

　最早誰も居ない山頂で小休止。話声が聞こえて来る。若い二人連れがやってくる。追われるように長いだらだらの尾根を下る。

　最後の分岐を右に曲がって登山口へ。昨年のアヤメの咲きがらが一杯残っている。

無事駐車場到着。まだ結構車が残っている。ちょっと地蔵峠の駐車場に寄ってレンゲツツジをちらっと見て帰る。
		帰りの駐車場

　小諸で高速に乗ってほっとしたら、訳が分からにまゝ佐久ＩＣで下ろされてしまった。事故があったらしい。一区間パスするにしてもこの場所は最悪だね。渋滞で軽井沢インターまで２時間位掛った。不条理ってあるもんだ。

籠の登山・西籠の登山
		池ヶ平駐車場


イワカガミ		スズラン


ツマトリソウ		イワカガミ