2015年03月29日(日) | 庚申山 | 藤岡市 |
公園に散歩に行って山行日記も無いんだけれど、まあ庚申山は群馬百名山だし、これを山と言わないと我々にはもう山は無くなってしまうので、数のうちに入れておくことにしよう。例によって花鳥虫を訪ねてのんびり散歩、それにしても行ったのは2週間も前のことで、賞味期限はとっくに切れている。 |
コース:駐車場10:45→男坂→庚申山山頂11:50→ふじの咲く丘→駐車場 13:30 (所要時間2時間45分)(のんびり散歩なのでコースタイムにあまり意味なし。) 庚申山 群馬百名山 標高 189m 標高差 約80m | ||
庚申山総合公園・ふじの咲く丘 |
藤岡の庚申山総合公園は、その外周を取り巻く山の尾根を一周すると、アップダウンもあって平地の公園にはない散歩が楽しめる。今回は男坂を登ったので距離は短い。そのかわり池の周りにやってくる野鳥に会える確率は高くなる。 |
駐車場は日曜日の上、学校のスポーツ大会があったらしくスクールバスも何台か入って混み合っている。何とか一番下の駐車場にスペースを見付け、早速散歩に出かける。桜には早かったが駐車場の前にハクモクレンの大木があって、一見桜と勘違いしそうなほど真っ白にたくさんの花を付けている。 |
ハクモクレン |
子供公園を抜けると大きな貯水池があって、下からひょうたん池、だるま池、それに菖蒲園などの湿地もある。湿地の周りは鳥見の人達がよくくるところである。 |
さっそく池の手前の桜の木にベニマシコがやって来た。一瞬で飛び去ってしまい、残念ながら前の枝にピントが行ってしまって、まともな写真は撮れなかった。 | |
ベニマシコ |
ひょうたん池の土手では水鳥が背中に首を突っ込んでお昼寝中。50羽以上居るがほとんどマガモ。高いフェンスがあるので安心しているのか、レンズを向けてもあまり警戒する様子はない。 |
ひょうたん池のカモたち |
警戒して逃げ出すのも居る。 |
目を開けてこちらを見ながら寝ているのも居る。 |
|
|
昼寝を邪魔されて不機嫌そうなマガモ(まさかアヒル?) |
池の住人:アカミミガメ(ミドリガメ、これも外来種) 甲羅がはげている。カメの脱皮らしい。 |
ムラサキシジミ |
ホトケノザにやって来たキチョウ |
タチツボスミレ |
しょうぶ園の更に上流、鳥見の人達のよく来る場所の付近。鳥はえずけされているので人が行くだけでヤマガラやシジュウガラが寄ってくることがある。 |
この日も誰かの置いた餌の名残にアオジとヤマガラが来ていた。お互いの関係がちょっと微妙。 |
ヤマガラが威嚇している。 |
アオジのペア? ペアで来られてはヤマガラも引くしかない。 |
この白っぽい子は?。アオジに追い出されてしまった。鳥の世界も現実は厳しい。 |
一番奥に東屋があり、その先の男坂を登る。男坂は綺麗に整備された石段で、311段あるそうだ。 |
男坂。この日唯一の登り。登り切れば庚申山山頂 |
山頂のベンチで一休み。運が良ければ正面に赤城山が見える。息を整えて広くて歩きやすい森の中の尾根道を、ふじの咲く丘へだらだらと下って行く。 |
ヒオドシチョウ 何時見ても羽がぼろぼろ。 |
ルリタテハ:羽を閉じるとまったく目立たない。 |
スミレ |
ふじの咲く丘は、丘の上が桜並木になっているから咲けば素晴らしいんだろうね。咲いた時に来たことがなく今回も早すぎた。しかし贅沢を言わなければ丘は花で一杯。 |
ソメイヨシノ |
シダレの仲間? |
フユザクラ? |
寒緋桜? |
サクラ |
手前の赤は寒緋桜、バックのもう新葉が伸びてしまったのが河津桜。昨年は河津桜に来たメジロを思う存分撮ったが、今年は花も終わりに近く、コンビニのおにぎりを食べながら待ってみたが、メジロもあまり来ないらしい。 |
寒緋桜と河津桜の間の見晴らしのいい枝で、ヒヨドリが縄張りを主張している。 |
フジの咲く丘は広大な芝生の斜面と、ベンチの置かれたテラスが何面かあって環境がいいから、散歩の人、花見物の人、ゆっくり寛ぐ人など程よく人が通り過ぎる。我々も充分リラックスして駐車場へ下った。 |
ハナダイコン |
ナノハナ |
ムスカリとシバザクラ |