2014年09月12日(金) | 地蔵岳 | 赤城山 |
久しぶりの爽やかな快晴。赤城自然園も秋の開園日でアサギマダラも来ているようだが、今日は森の中より山頂を歩きたい気分。妻の膝の調子も悪くなさそうなので、かねての計画通り赤城の長七郎山に行ってみることにする。赤城山も榛名山も青空にすっきり見えている。ところが例によってのんびり出掛けたので、小沼駐車場につく頃には長七郎山の上空には積雲が幾つも集まって来ている。反対側の地蔵岳は青空の中にある。予定変更、地蔵岳に登る。 |
コース:八丁峠登山口駐車場11:15→地蔵岳山頂12:05-12:45→八丁峠登山口駐車場13:25⇒覚満渕入口駐車場13:45→覚満斑一周14:35 (所要時間3時間20分) |
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地蔵岳山頂 |
八丁峠の地蔵岳登山口のすぐ下の駐車場は、山頂アンテナのメンテナンス工事が行われているらしく、業者の車が何台も入っているで駐車場は一杯。きわどいところに駐車。同時に歩き始めた同年代のご夫婦の後について登る。気温は小沼駐車場で16℃、爽やかな風が吹き抜けている。 |
木の実 | 地蔵岳の登り |
妻はダブルストックでゆっくり登る。お花は期待薄だが歩けばまだ何かあるはず。アサギマダラも出てくるかもしれない。先ほどから山頂が大変賑やか。やがて先生に先導された小学校上級生くらいの子供たちが、道からあふれんばかりに下って来た。先導の先生の話では約百人来ます。とのこと。それが二グループもやって来た。埼玉から来たそうだ。 山頂がちがずくとウメバチソウがあちこちにちらほら咲いている。 |
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アキノキリンソウ |
下って行く生徒達 | 何とか登れたかな? |
ウメバチソウ | ウメバチソウ |
時間はかかったが、あっという間に?山頂到着。何時もの風景が待っていた。今年初めての赤城山山頂だね。感激。やっぱり山頂はいいもんだ。ローソンのおにぎりと茹で卵と生クリームいっぱいのロールケーキで昼食。唯一出がけに用意した暖かい紅茶を飲もうとしたら、カップを持ってくるのを忘れていた。お互い多少ボケが入っているからね、毎度のこと。サーモスの口からいきなりふうふうして紅茶を飲んだ。全然問題ないよ。 | ||
地蔵岳山頂 |
山頂は気持ちのいい風が吹き抜けていたが、食事中は汗ばんでいたので肌寒いくらい。何も持って来ていなかったのでヤッケを引っ張り出して上着を羽織る。見回しても広い山頂に居たのは8人位かな。静かな山頂と思ったのもつかの間、たくさん登って来たよ、4〜5歳の幼稚園児とその父兄たちです。かわいいね!。みんな元気に歩いている。わあわあ泣いていたのも居たけどね。ひと時賑やかだったがすぐ下って行ったようだ。 |
大沼の向こうに尾瀬の山が見える。 | マツムシソウ |
幼稚園のチビちゃん達 | メギの実 |
さて山頂を満喫して我々も下ろう。いい天気だったね。 |
さあ下ろう。 | ウスユキソウ |
秋が早いオンタデ。花が残っているのに紅葉が始まっている。 | ||
オンタデ |
途中で幼稚園児達に追い付いた。先生たち大変だね。登って来る人がいます。下って来る人がいます。とその都度声をかけて道をあけて通していた。道が狭いからね。よぼよぼジイさんバアさんも子供達に恐縮しながら先に行かせてもらう。 無事下山。妻の膝は持ったようだ。物足らないので覚満淵を一周することにして車で移動。 |
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無事下れた。 |
覚満淵散歩 |
ゴマナ | リンドウ |
花は多くないがカメラをぶら下げて一周するのは我々向きの楽しい散歩コース。ここも湖岸へ出たら大変混雑していた。おそらく地蔵岳で会った子供たちが何処かを回って覚満淵まで歩いて来たのだろう。ちょうど我々と桟道ですれ違いになった。立派だった桟道もだいぶくたびれてきているので、子供たちが集合しているのを見るのはちょっと心配な風景になって来た。我々が例のベンチで休憩している時、幼稚園のチビちゃん達も前を歩いて行った。 |
リンドウ | 大丈夫かね? |
アキノキリンソウ | ヒョウモンチョウ |
ぼろぼろのヒョウモンチョウはたくさん居るのに、アサギマダラは一頭も出てこない。でも居ないよりは何ぼかまし。 | ||
イチモンジセセリ |
ヒョウモンチョウ |
マムシグサの赤い実は毒々しくよく目立つが、未成熟の緑色の実はつやつやときれいだ。ちょっとでも口に入れるとひどい目に会うらしいけれどね。 |
マムシグサ | イトトンボ |
ノコンギク |
ボロヒョウモンばかりの中に豪華なキアゲハがやって来た。しなびたアザミでは似合わないが、アザミも未だ役立っている。 | ||
キアゲハ |
キオンとハナバチ |
覚満淵を一周散歩して、地蔵岳と合わせても4400歩の散歩だった。でも爽快で嬉しい散歩になった。赤城山の自然に感謝。 | ||
キチョウ |