2014年07月15日(火) 池の平 浅間連峰


 池の平なら歩けるよね。と言うことで今年の山歩き?第一号は池の平へ。厳しい山道が無くて、標高が高くて、涼しい手近かなところ、と言っても選択肢少ないなあ。


 コース:池の平駐車場11:40→鏡池12:00→三方ヶ峰12:25→見晴岳13:10-13:35→雲上の丘14:00→雷の丘14:20→駐車場14:55 (所要時間3時間15分)

 駐車場:地蔵峠からシャトルバスかなと思ったら、池の平まで入れた。案内が無いところを見ると今年はやめたかな。

池の平


 今回は帰りに池の平湿原からだらだら登って来るのは辛くなりそうな予感がするので、先に湿原に下ってしまい、時計回りに三方ヶ峰、見晴岳、雲上の丘と回って、下って駐車場に戻れるコースにした。


 まだヤナギランもマルバダケブキも花芽も出ていないから少し淋しい。今はアヤメとハクサンシャクナゲの季節だね。太陽の直射は避けようもないが、涼しい風が気持ちよく吹き抜ける。(駐車場は22℃だった。)
池の平


 
レンゲツツジ   アヤメ


 鏡池で一休み。そよ風が僅かに水面を揺らして、鏡と言う訳にはいかない。レンゲツツジがほんの少し咲いていて、単調な湿原のアクセントになっている。


 
ハクサンシャクナゲ カラマツソウ


 忠治の隠岩の横を三方ヶ峰に登って行くと、ここはハクサンシャクナゲがたくさん咲いている。アズマシャクナゲに比べると地味だが、甘い蜜が一杯あるのか満開の花の中は小さな虫が集まっている。 


 
シャジクソウ   テガタチドリ


 三方ヶ峰の尾根に抜けると頑丈な鉄柵に守られたコマクサが咲いている。守られて居る割にはちょっと貧弱。まあ育てた苗を人海戦術で植えた草津白根山のコマクサと比較するのは酷かもしれないけれど。この尾根はテガタチドリが多い。


 
コマクサ    


 この写真のコマクサはいずれも見晴コマクサ園のコマクサ。株はみな小さいが比較的淡いピンクの色がそろっていて、自然のコマクサらしい雰囲気がある。三方コマクサ園のコマクサは、鉄柵の尽きる辺りに比較的大きな株が2〜3株あって、赤い濃い色の花をたくさん付けていたが、もう咲き切ってしまっていた。


 
  コマクサ


   
コマクサ    


 梅雨の明けない空はまだ不安定らしく、面白い雲が出ている。梅雨の雨に洗われて空は澄み切って一段と青い。残念ながら湿気も多いらしく八ヶ岳も雲に隠れていたし、北アルプスの遠望も無い。しかし久しぶりの2000mの尾根は爽やかでいい気分だった。


   
    見晴コマクサ園から見晴岳、後は湯の丸山と烏帽子岳


 
クロヒカゲ    クロヒカゲ


 
ミヤマモンキチョウ   モンシロチョウ


 見晴岳山頂手前の三叉路の所はグンナイフウロがたくさん咲いている。形も色も面白くて好きな花だが、なかなかうまく撮れない。ここが一番多いのかと思ったら、雲上の丘の広場のアヤメの中にもたくさん咲いていた。


   
グンナイフウロ    


 見晴岳山頂付近は特にヤマオダマキが多い。ちょっと色の違うのもあって面白い。ハクサンフウロもたくさん咲いている。


 
ヤマオダマキ    ヤマオダマキ
 
ビンズイ?     ウツボグサ


 例によって見晴岳の山頂で眼下に広がる千曲川流域の風景を見下ろしながらお昼にする。湯の丸山と烏帽子岳の空もよかった。ビンズイだろうか唐松のてっぺんでヒバリのように囀っている小鳥がいる。


   
何時もの烏帽子岳、湯の丸山    


   
    見晴岳山頂


 のんびりしてからまた見晴岳を越して下る。ピグミーの森ではミヤマハンショウズルに会えるのを期待したが、とうとう跡かたも無くなっていた。


   雲上の丘、今日の最高点2110mに到達。本当にゆっくりだけど何とかこれたね。浅間の山頂もチラッと見える。眼下に池の平湿原が広がっている。緑の崖にカモシカが昼寝していないかと思って探したがやはり居なかった。
雲上の丘    


 雲上の丘の湯の丸山側の草地は今はアヤメに埋め尽くされている。次のピーク雷の丘当たりで、一人で登って来た少し若い女性に会った。彼女は「足慣らしにはちょうどいい山ね。」という。そう、そんなことを言っていた時もあった。いっぱいいっぱいの山だよね。


   
    雲上の丘のアヤメ


 だらだら下る。森の中はハクサンシャクナゲ、はらっぱはアヤメ。しばらくすると同じ所がヤナギランに変わるはず。また来れるはず。 


 
アヤメ    グンバイズル


 アヤメの三差路と右折して下れば、もう駐車場は近い。妻の膝の調子も悪くないらしい。よかった。  
    三叉路のアヤメ


   
ハクサンチドリ   ウスユキソウ


 ゆっくりゆっくり下って来る妻を待つ。やれやれ。登山口に着いたら雷の丘であった女性と再会。「あらーまた」と言う感じである。妻が早かったですねというと、「いい天気で混まなかったから、サクサク歩けたわ。」とのこと。もうサクサクはないだろうけど、また来ようね。  
    無事帰着



 



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