2013.07.09(火) | 池の平 | 浅間連峰 |
梅雨明けは20日過ぎかと思っていたら6日には早々に梅雨明け宣言。前橋は7日までは曇っていたのでそれ程猛暑の感じは無かったが、8日は太陽が出て一気に暑くなった。昨日車に乗ったら外気温は38度の表示。こうなるともう時間があっても公園散歩もきつい。とにかく高い所に逃げ出そう、ということで結局お花の多そうな池の平に出かけた。 |
コース:池の平駐車場9:00→雲上の丘9:40→見晴岳10:00-10:15→三方ヶ峰10:40-10:50→鏡池11:05→放開口11:17→グリーン広場11:27→駐車場11:40 (所要時間2時間40分) 地蔵峠は先月23日の混雑が嘘のようにガラガラ。池の平駐車場ももう有料(500円)になっていたが、我々が帰る正午ごろには満車になっていた。 |
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池の平 |
池の平駐車場は入れた時はガラガラ。料金徴収係のおじさんも何処へでもどうぞみたいな感じだったが、我々が帰る正午頃は既に満車で、下の大型車用の駐車場も学校の子供達を乗せて来たバスが何台か駐車していた。今は曜日に関係なく何時も混んでいるね。 | ||
池の平駐車場(9時) |
池の平湿原に下るベンチの前まで来ると湿原と三方ヶ峰の向こうに八ヶ岳がすっきり見えている。この季節にしては珍しく空気の透明度がいいらしい。後ろの南アルプスも顔を出しているのが見える。 |
アヤメ | アヤメ |
取敢えず山の稜線を歩いて反時計回りに歩くことにする。ヤナギランがすくすく伸びているがまだ花芽も見えない。今はアヤメが丁度いい時期らしい。雷の丘の稜線に出る手前が特に多くたくさん咲いている。 |
三方ヶ峰の向こうに富士山と八ヶ岳が見える。 |
最高点の(雲上の丘)に抜けると、正面に八ヶ岳から富士山の素晴らしい稜線が見える。もちろん高峰や黒斑山の向こうに浅間山の火口が見え、水の塔山、籠の登山は山頂に立つ人まで見える。後ろには四阿屋山、根子岳、お馴染みの湯の丸山、烏帽子岳が並んでいて今日はその後ろに北アルプスも見えた。来てよかったね。 |
今日は北アルプスも見える。 |
少し下って(ピグミーの森)を抜ける。何時も一本だけあるミヤマハンショウズルを楽しみに歩いたが、今年は花どころかまだ蔓も伸びきっていなかった。同じ時期に咲いていたこともあったのに。 |
ハクサンシャクナゲ | ハクサンシャクナゲ |
ハクサンシャクナゲを見ながら森を抜ける。見晴岳の尾根の三叉路のグンナイフウロの群落はまだつぼみがいっぱいあるのに、うまく咲いていない。これもちょっと残念。 |
グンナイフウロ | テガタチドリ? |
ハクサンフウロやテガタチドリ、ヤマオダマキの咲く道を見晴岳へ。山頂の先の大岩の上から湯の丸山、烏帽子岳、その裾野に広がる小諸、佐久の街並み、八ヶ岳へと広がる広大な展望を楽しむ。山頂はコキンレイカの花もまだ咲かず、若いオンタデの花が咲き始めたばかりだった。 |
オンタデ | 定番の烏帽子岳と湯の丸山 |
さて何時も通りここで昼食にしたいところだが、今日は何を間違えたのかまだ10時である。先へ進むことにしよう。 |
コマクサが咲いているはずなので、三方ヶ峰へもはしょらずに行ってみる。ちょっと遅かったらしく、あるいは今年は花付きが悪かったのか、頑丈で不粋な鉄柵の端から端まで歩いてみたが、ほとんど花は無かった。 | ||
コマクサ |
小学校の上級生くらいであろうか、10人ほどの小グループに分かれた子供たちが、プリントやノートを片手に話し合いながら歩いている。先日の鎌倉でも5〜6人の仲良しグループみたいのが子供たちだけで、何か資料のようなものを片手に歩いていた。 |
ヤマオダマキ | サラサドウダン |
三方ヶ峰から池の平湿原へ下る。アヤメ池へ寄って例の通り湿原の木道を一周する。木道に沿ってアヤメやハクサンイチゲ、ツマトリソウなどが咲いている。男性三人組が木道に座り込み、短くした三脚に付けたカメラで熱心に花を撮っていた。仲間でハイキングがてらということなんだろうね。 |
池の平湿原 | ハクサンチドリ |
木道の交差点、グリーン広場戻って来ると何人かの先生に引率された中学生くらいの団体さんも何組か歩いてくるのが見えた。駐車場から湿原へ下って来る人も多く、道は結構混雑している。 | ||
池の平湿原 |
ハクサンフウロ |
子供たちに負けないように一生懸命駐車場への坂道を登る。道を走って登って来る子供達も居る。とても敵わないね。正午前には駐車場に戻ってしまった。僅か8000歩だが充分歩いた感じがするので、車で高峰高原を廻って帰る。ニッコウキスゲが一本だけ咲いているのが見えたそうだ。高峰高原からの下り道はシモツケの花がたくさん咲いていた。 |