2013.01.29(火) 荒山高原 赤城山


 よい天気に誘われ腰痛も何とかなりそうなので赤城山へ出かける。ところが前橋は雲一つ無い晴天なのに、赤城山の山頂は谷川岳の方から押し寄せる雪雲に覆われてよく見えない。前橋側に突き出た鍋割山だけがきれいに見える。長七郎岳と小沼歩きはやめて鍋割山にしよう。それにしても榛名山は全山スッキリ見えている。冬は赤城山より榛名山の方が晴れている確率が圧倒的に高い。


 コース:箕輪(姫百合駐車場)10:50→荒山高原11:50→展望の広場12:30-12:45→荒山高原13:10-13:40→姫百合駐車場14:15


 8日に地蔵岳へ登った時は異常に雪が少なかったが、今回は姫百合駐車場手前でも凍結した路面があった(特に下り車線側)。

 
荒山高原から鍋割山


 駐車場には既に7〜8台の車が駐車中で、準備して歩きだそうとしている単独の男性も居た。姫百合駐車場より奥の林道は除雪されていないようで、車で入るにはちょっと大変そうなので、我々も姫百合駐車場から歩く。
姫百合駐車場


 駐車場から見上げると日陰になっている荒山の斜面は霧氷で真っ白。間に合うかもしれないよ。行ってみよう、とすぐまた鍋割山から荒山へ計画?変更。
 言われるまで知らなかったけれど、昨日荒山で遭難した人が救助されたんだってね。100m以上も滑り落ちたなんて、知らない親戚がこのHP見たら、70過ぎたじじいとばばあがどんな危険なところを歩いているんだって、心配されてしまうよね。
荒山には霧氷が一杯。


登山口付近 ふれあいの十字路だってさ。


 鍋割山側が晴れているので陽射しが入って明るい林間の道を歩く。公園の鳥見散歩とはやはり一味違って、ピリッとして冷気に身が引き締まって楽しいね。ギシギシの雪がよく踏まれていて舗装道路だね。荒山高原の下の岩だらけの急な登りもしっかり埋められて歩きやすい。ただ気が付いたら頭の上の林の梢が風でごうごうすごい音を立てている。霧氷が飛ばされちゃうよ。
夏は大岩だらけの道


 荒山高原着。素晴らしい天気で正面に富士山が見えている。霧氷が風に飛ばされている。荒山山頂の霧氷も梢は色が変わり始めている。音の割には荒山高原での風当たりはそれほど強くなかった。
 荒山への道をたどる。間に合わないかな?
荒山高原


あれれ・・・ まだ間に合いそう。


   荒山側は今日先に登った人が一人いるようだ。赤いテープはあるし道を探す必要はないが、やはり良く踏まれた道とはちょっと違う。歩きにくいね。
頑張れ    


 
かわいい雪庇   展望の広場


 展望の広場に着く。直接登って来る道との合流点で結構踏まれた道が出来ている。ただ今日歩いた人はほとんど居ないらしい。ここで一息つく。
 さらに少し登る。雪庇の吹き溜まりを越すのが大変になって来た。うっかりすると太腿まで踏み抜く。この上の松の木の所からは、かなり長い雪庇の発達した道になっているのが分かっているので、今日はここまでで引き返すことにする。山頂まで霧氷には会いに行きたいが、ちょっと時間をオーバーしそうだ。無理して足がつるのも腰痛も心配だし、何より風の音がうるさい。
 
    雪庇の下の道


   やっぱり下るのは楽だね。鍋割山を見ながらあっという間に荒山高原に下る。この間荒山側では誰にも会わなかった。
鍋割山を見ながら下る。    


 今日は珍しくストーブも水も背負ってきたので、荒山高原の風陰の陽だまりで、ゆっくり暖かい昼食を取る(勿論インスタントラーメンとおにぎりだけどね)。荒山山頂を見返すともう梢の霧氷は消えていた。やっぱり頑張っても間に合わなかったと思うな。
 下りは荒山高原で一緒になった鍋割山から下って来た4人連れの人達の後について駐車場まで下る。
 
  荒山高原から荒山山頂を見る。


   駐車場から午後の陽を浴びる荒山山頂を見ると、北西側の崖にはまだ真っ白な霧氷が輝いていた。ここから見ても素晴らしい。
駐車場から荒山山頂を見る。    






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