2013.01.08(火) 地蔵岳 赤城山


 8日は暖かくて快晴無風。今年も初めての山は地蔵岳へ。何しろ夜更かし寝坊し放題、その上洗濯物を干してから出掛けるんだから選択の余地はない。先日前橋には無くて渋川のカインズまで行って買ったスバイク付き長靴を試してみたいね。他の店も探したが妻の足に合うサイズが無くてまずは私の分だけ。 

 コース:八丁峠駐車場12:25→地蔵岳山頂13:00-13:50→八丁峠駐車場14:15 (所要時間1時間50分)


 8日の赤城山は雪も少なく路面はほとんど乾いていて、新坂峠までは凍結したところもほとんどなかった。地蔵峠から小沼の登りには僅かだが凍結した路面があった。

地蔵岳山頂


 連日大雪のための冬山遭難のニュースが流れているのに、車で登ってみると赤城山は例年になく雪が少ない。新坂峠までは路面に雪は無く、凍結した所もほとんどない。何時もは凍結して怖い鳥居峠から小沼への坂道も、駐車場手前が少し凍結していた程度で、車で走るのに何の苦労もなかった。
登り口の木の階段


 八丁峠の登り口から早速準備して登り始める。長靴はこの準備が簡単でいいね。登山靴履いてスパッツに軽アイゼンでも付けるの結構大変だから(ものぐさ)。長靴はずぼっと足を入れるだけだからね。ただ今日は暖かくて雪も少なく、カチカチの氷もなさそうだから、試し履きには物足らないかも。しかしこういう状況の雪上散歩こそ、長靴を使ってみようと思った主な理由なので、ちょうどいいのかもしれない。妻は軽アイゼンも付けずに登る。
階段登り


 登りながら雪の上、踏まれた雪がかまぼこみたいに張り付いた木の階段、雪の無い木の階段、氷の上、岩の上いろいろ歩いて見る。なかなか快適である。アイゼンは雪の無い階段の板の上とか、岩の上とか歩きにくいよね。そこを長靴はスパイクがあるのにまったく違和感なく普通に歩ける。面白いね。


何時もの道


 昨年は樹氷も楽しめたのに、今年は雪が残っててよかったねみたいな感じである。流石に山の上で、暖かいとはいえ雪が解けだしてぐちゃぐちゃという所はまったくなかった。


昨年は樹氷も楽しめたのにね。 小沼は完全凍結


 登りでは一組のご夫婦が下って来るのに出会っただけで、僅か40分足らずで山頂に到着。久しぶりの山頂。やっぱり展望がよくて気持ちいいねえ。
地蔵岳山頂の展望


赤城神社をのぞき込む。 上州武尊山


 山頂には私達よりは明らかに若く見える男性が一人、ちょうどストーブで温めたラーメンか何かでお食事中だった。みどり市から来たそうでノーマルタイヤで新坂峠まで登ってしまったそうである。流石にその先に行く気にはならず、新坂峠に車を置いて新坂峠側から登って来たそうだ。 あったかくて展望がいいと喜んでいた。


谷川岳 いばらに守られた赤い実


 うちはコンビニのおむすびやらお寿司にポットのあったかい紅茶で展望を楽しみながらゆっくり昼食。山頂を一回りして下る。もう榛名や浅間は靄の中にかすんでいた。 


   
ダイヤモンドアンテナ?   東と南側はもうもやってしまって遠くは見えない。


 下っていたら雑木林の中で目の前にウソが2羽出現。あわててシャッターを押したら露出不足でうまく撮れなかった。絶好のチャンスだったのに残念。光の中で見ると胸のピンクが凄くきれいな鳥なんだけどね。上手に小枝の影に隠れて撮らせてくれない。そのうち飛んで行ってしまった。


 
影:お互いに今年もよろしく   ウソ
肩に暖かそうなショールをかけているように見えるね。


 下りでは登って来た男性一人にあう。遇ったのは全部で4名だけ。赤城神社にお参りして無事帰還。  


 
アンテナの前でポーズする長靴男   帰りは赤城神社へ


 長靴スノーハイク取敢えず楽しめた。欠点は保温性かな。この靴でもっと低温の時長時間は辛いかもしれない。もっともこの靴はカインズで3000円しない靴だからね。通販で見ると10倍位する靴もあるから保温性もお値段次第なんだろうね。全体にやわらかいので踏ん張りが利かないんじゃないかと心配したが、その点は今回は問題無いようだった。そう言えばみどり市から来た男性も長靴愛用者だった。




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